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制作こぼれ話

編集部お引越し、えらいこっちゃ~! (歴史群像91号)

新編集部は眺望抜群のハイテクビル

編集部の窓から見える風景。晴れた日には東京タワーもクッキリと!

引越し当日から早くも作業スタート(左)、といいつつまだ未開封のダンボール箱も山のように(右)。

『歴史群像』の隣は『ムー』編集部。ときどき謎の生物が越境してくる(?)。

 すでにお気づきの方もおいでになるかと存じますが、歴史群像各誌の編集部が8月末日をもって一斉に引っ越しました。といっても旧編集部と新編集部は距離にして600メートルほど。完成したばかりの学研本社ビル(耐震性、セキュリティ万全の24階建て)の中で、気分も新たに誌面づくりがスタートしました。
 新編集部のフロアは大きな柱がなく、フラットで見通しがいいのが特徴。外壁面は外光を取り込みやすい全面二重ガラス張りで、東京タワーや新宿副都心など、周囲の眺望も抜群。天気がよければ富士山や、羽田空港への離発着便も機種がわかるくらいはっきり見えます。旧編集部は隣のビルの壁面しか見えなかったので、これには感激です。
 ところで、編集部の引越作業は一般的な家庭の引越しとはかなり様子が違います。大きな違いは家具や家電品がほとんどなく、代わりに資料として使っている書籍や図版、写真が大量にあること。編集スタッフ各人が編集作業の合間を縫って資料などの箱詰め作業に汗を流しました。本誌や一部の書籍は制作・校正スケジュールと引越しスケジュールが重なるという不幸(?)もあって、引越し当日が近づくにつれ、皆の表情にも殺気が――
 特に殺気立っていたのは引越し大目付を仰せつかった女性スタッフ(90号編集後記参照)。きちんと作業時間を捻出して計画的に整理するスタッフには優しい言葉を。編集作業の息抜きに詰め込み作業をして、その息抜きに編集作業をする、というどっちがメインの作業かわからなくなっている本末転倒スタッフには生暖か~い眼差しを。さらに、どうせ無理だから――と、引越し当日まで放置しておく猛者には氷の微笑を送りつつの引越し管理はまさに「えらいこっちゃ~!」。引越しが終わる頃には男性編集スタッフは皆頭が上がらなくなっておりました。
 そんな引越しの喧騒も一段落し、環境作りと誌面作りにスタッフ一同精を出しています。新しい環境で、目指すのは「より面白く質の高い誌面づくり」。
 今後とも歴史群像各誌をよろしくお引き立てのほどを。

(文=熊右衛門尉)