雑誌 歴史群像

雑誌『歴史群像』は、1992年6月に創刊されました。当時は「人物・戦い・事件」の検証がテーマの総合歴史雑誌でスタートしましたが、読者の人気の高い「戦い」を中心にした編集方針へとシフト。現在は「ミリタリー・戦史Magazine」に生まれ変わりました。

人類の歴史は戦争の歴史でもあり、そこには多くのドラマと学ぶべき教訓があります。これからも戦史をもとに、さらに興味ぶかい誌面づくりを目指します。



歴史群像
2026年4月号
(No.196)
3月6日発売!

歴史群像2026年4月号

特別定価:
1,250円(税込)

 

 

 


             

~~今号の内容~~


第一特集 

●再検証 アルデンヌ攻勢1944
新視点から読み解く独軍「ラインの守り」作戦

“バルジの戦い”として、ポピュラーに物語られる大戦末期ドイツ軍の一大反攻作戦。その生起する流れと劣勢に転じてからの作戦の変容、そして野心的構想がもたらした戦後への影響などを再考する。

第二特集

●尊氏VS直義 観応の擾乱
室町幕府を二分した足利兄弟の相克

建武政権の崩壊後、足利尊氏は持明院統を擁して新政権を樹立。吉野に奔った後醍醐天皇は京都の奪還を図るが、新田義貞、北畠顕家ら南朝方の有力諸将は次々と戦死し、1338年、尊氏は北朝から正式に征夷大将軍に宣下される。しかし、尊氏と弟・直義を頂点とする二頭政治の矛盾は直義と尊氏執事・高師直の対立、そして幕府の分裂を招く。南北朝の動乱が長期化する要因ともなった争乱を概観する。

第三特集

●陸軍船舶部隊
知られざるその歴史・装備・運用

日本陸軍の外地における活動に必要な海上輸送、その上陸・輸送作戦を担った陸軍船舶部隊の創設から、太平洋戦争終戦までの組織と運用の発展、そして開発された装備品の採用過程を解説する。

カラー企画

PHOTO DOCUMENT
戦艦『霧島』の建造
「軍艦霧島建造アルバム」から


貴重写真でたどる
沈黙のUボートエース
オットー・クレッチマーの戦い

第二次大戦においてドイツ海軍が輩出した“エース”と呼ばれるUボート艦長の中でも最高の撃沈数・トン数を記録したオットー・クレッチマー。1941年3月に英軍の捕虜となるまでのごく短期間で驚異の戦果を達成した過程とその後を、現存する写真によって追う。


石垣"アート"の世界
「芸術」となった「戦争の技術」

戦争の技術として築かれた石垣。ところが石垣の隅々まで目を凝らすと、思いがけぬ造形が見えてくる。生真面目に積んだ結果の偶然なのか、超絶技巧が生み出した作品なのか。石垣に凝らされたアートを読む。


歴群シネマガイド
イラク戦争を描いた映画
"大義なき戦争"は人々に何をもたらすのか?

2003年のアメリカ軍による電撃的なイラク侵攻と、その後の「治安活動」によって現出した泥沼の戦場。そこにある自国の欺瞞を、数々のアメリカ映画が曝露する。

検証/ドキュメント

モサド
イスラエルを支え続ける最強の諜報機関の歩み

敵対国に囲まれた状況下で建国したイスラエルは、防衛のため強力な軍事力とともに各分野の諜報機関の拡充に力を入れてきた。その中でも、「世界最強」と評される諜報特務機関の実態を探る。


駆逐艦『濱風』のマリアナ沖海戦
若き少尉が見た落日の中の日本海軍

太平洋戦争における駆逐艦部隊の中核となった陽炎型。その一隻として戦争終盤まで戦った『濱風』の、絶望的な状況の中でも淡々とヒューマニズムを貫いた至誠の生涯!


オットー一世
神聖ローマ帝国を樹立したカール大帝の後継者

西欧に「ローマ帝国」を復興したカール大帝の死後、カロリング朝フランク王国は分裂・再編を繰り返すが、十世紀初頭、東フランク王国ではザクセン朝が成立。二代国王となったオットーは有力部族大公を押さえると、「異教徒」マジャールを撃退し、イタリアを平定して帝冠を得る。現在のヨーロッパ世界につながる礎を築いた皇帝の生涯をたどる。


知られざる日露「国境紛争」【中編】
文化露寇
紛争の嚆矢となったロシアの樺太・南千島襲撃事件

18世紀に北太平洋に勢力を拡大したロシアは19世紀初頭、日本との通商開始を求めてレザノフら遣日使節を日本に派遣する。しかし、徳川幕府はその要求を完全に拒絶。屈辱に燃えるレザノフは日本への直接的な武力行使を発令する。日露両国に未曾有の緊張状態をもたらした一大襲撃事件を概観する。


[連載]西洋戦史研究 ナポレオン戦争
1813年ドイツ戦役[第6回]
バウツェンの戦い Part2

1813年5月20日、対仏同盟軍の完全な屈服を期して、ナポレオン率いるフランス軍はバウツェンの決戦に臨んだ。攻撃の当日、状況を見ながら慎重に攻撃の機会をうかがうナポレオン。果たして会戦の行方は―?

インタビュー

シベリア抑留を経験した陸軍幹部候補生
西倉 勝

陸軍への入隊から八か月、朝鮮で迎えた八月十五日の終戦。そしてソ連軍への降伏から、コムソモリスクでの三年におよぶ抑留生活までの体験談。

カラー連載

【日の丸の轍】貨物自動車をベースに造られた鉄道牽引車
九一式広軌牽引車


【縦横無尽! 世界戦史】近代以前の戦争 その12
カラカス上空のキル・チェーン
米軍ベネズエラ攻撃と作戦テンポ


【蒼空の記憶】「救国の戦闘機」の海原の眷属
スーパーマリン・シーファイア


【戦士の食卓】八甲田雪中行軍 弘前歩兵第三十一連隊が食した
鮫の味噌汁


【迷宮歴史倶楽部】
戦後80年間、密かにたたずむ奉安殿⑥
(絵・文=モリナガ・ヨウ)

COMIC

神聖ローマ帝国 三十年戦争(宮下英樹)
[第二章] 野性の公爵〈第二十二話〉ファルツ防衛軍

■ 連載コラム

・日本100名城と武将たち 竹田城×羽柴秀長
・負けじ魂、これぞ船乗り

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