雑誌 歴史群像

雑誌『歴史群像』は、1992年6月に創刊されました。当時は「人物・戦い・事件」の検証がテーマの総合歴史雑誌でスタートしましたが、読者の人気の高い「戦い」を中心にした編集方針へとシフト。現在は「ミリタリー・戦史Magazine」に生まれ変わりました。

人類の歴史は戦争の歴史でもあり、そこには多くのドラマと学ぶべき教訓があります。これからも戦史をもとに、さらに興味ぶかい誌面づくりを目指します。



歴史群像 No.166
2021年4月号
3月5日発売!

歴史群像2021年4月号

定価:1,060円(税込)

 

 

 

第一特集

分析 日本潜水艦と通商破壊戦
帝国海軍の“壮大な夢”とその結末

太平洋戦争で日本海軍は通商破壊戦に消極的だったといわれるが、実際には、潜水艦部隊の主たる作戦として考えていた。ではなぜ、その大規模かつ継続的な実施は実現しなかったのか!? 潜水艦の運用方法と建造計画の観点から、時系列順に考察しつつ見ていく。(文=大塚好古)

第二特集

独ソ戦1942年冬、ふたつの包囲戦
デミヤンスクとホルム
包囲されたドイツ軍はなぜ生還できたのか

ソ連軍の冬季攻勢によってデミヤンスクとホルムにドイツ軍が包囲され孤立した。ドイツ軍は友軍部隊を救うために空輸作戦を実施、また、包囲された部隊は防御のための「新戦術」を実行する。厳冬の中で同時並行的に戦われたふたつの包囲戦の推移と、ドイツ軍の生還の背後にあったふたつの要因を分析する。(文=古峰文三)

第三特集

キリシタンの国を求めた農民たちの“聖戦”
島原・天草一揆

寛永14年(1637)10月、島原半島・天草諸島。信仰を取り戻したキリシタンたちが一斉に蜂起。総勢三万八〇〇〇の牢人・農民が有馬氏の古城・原城で一二万七〇〇〇の幕府軍を迎え撃った。双方に大きな犠牲を出した大規模内乱の実相に迫る。(文=中西 豪)

カラー企画

図説 ウラジオストク要塞
極東の軍港都市を守るロシア・ソ連の巨大要塞

ロシア帝国が建設し、ソ連時代まで拡張が続けられた世界有数の要塞。その歴史と機能を徹底詳解する。(文・写真・イラスト=藤井尚夫)


U-505
あるUボートの数奇な運命

アメリカ中西部、ミシガン湖畔のシカゴ科学産業博物館には一隻のドイツ海軍潜水艦が展示されている。第二次大戦時の「大西洋の戦い」で死闘を繰り広げたUボートⅨC型『U-505』である。本艦はいかなる経緯でこの場所に辿り着いたのか──。その激闘と波乱の航跡を追う。(文・写真=神野秀雄)


追悼 史上初めて音速を突破した男
チャック・イェーガー

昨年十二月、この世を去った米空軍の伝説的パイロット、チャック・イェーガー。航空史に残された彼のその生涯を振り返る。(文・写真解説= 白石 光)

検証/ドキュメント

信長に先んじた最初の「天下人」
三好長慶伝

三好長慶とは何者か。畿内各地で戦に明け暮れたが、敵を滅ぼすことはせず、父の仇ですら許して和睦する。勝瑞から越水、芥川、飯盛へと居城を移しつつ、一族の勢力を広げるなかで、足利将軍家を擁立することなく、ついに京を支配した。長慶が織田信長に先駆けたといわれるゆえんである。将軍を殺害せず、室町の秩序を変えようとした長慶の挑戦を三好氏研究の第一人者が描く。(文=天野忠幸)


ポーランドの興亡〈近代編〉
独立回復への道

中欧の大国として歴史を刻んできたポーランドは、十八世紀末までに列強三か国に分割され、以来約一二〇年、世界地図から姿を消し、亡国の憂き目を味わった。しかしどんな逆境の時も統一と独立への努力を繰り返し、第一次世界大戦後の混乱を機に、遂に国家再建の偉業を成し遂げる。(文=荒川佳夫)


アメリカが"脅威"と認めたカリブの小国
グレナダ侵攻1983

現在、中国による南沙諸島の占領と基地化がアメリカを始めとする各国の大きな懸念材料となっている。このような島嶼とその軍事基地化は過去何度も軍事的緊張の火種となっているが、今から38年前に生起したアメリカ軍によるカリブ海の小国「グレナダ」への侵攻も、その一例であった。緊迫する事態にアメリカ政府はいかに対応し、侵攻作戦はいかなる課題をアメリカ軍に残したのか。(文=山崎雅弘)


鎌倉軍事政権の誕生
鎌倉幕府とは、武家政権とは
【第2回】武家政権前夜~院政と武士の政治進出

鎌倉幕府の成立に関する素朴な疑問から、軍事政権としての鎌倉幕府を見つめ直す本連載第二回は、源平の武士たちが台頭するきっかけとなった「院政」の実態に迫るため、荘園公領制による利権システムを解き明かす。(文=西股総生)


[連載]西洋戦史研究 ナポレオン戦争Part46
半島戦争(1812年)②サラマンカの会戦(その2)

スペイン領内へ進出したウェリントンのイギリス・ポルトガル連合軍は、首都マドリッドへの進路を前にしてマルモンのポルトガル方面軍との決戦の時を迎えた。(文=佐藤俊之)

インタビュー

野戦重砲兵大隊通信兵
岡﨑輝城

陸軍砲兵隊のサイパン島における戦い、そして捕虜生活と復員までの体験を語る。(文=久野 潤)

好評!カラー連載!

【戦国の城】
「天下」を治めた三好長慶による"石垣の城"
【河内】飯盛城
(文・監修=中西裕樹・イラスト=香川元太郎)


【日の丸の轍】File.16
側車付オートバイの不満を解消したコンパクト四駆車
九五式小型乗用自動車(くろがね四起)
(文・監修=古峰文三・イラスト=上田 信)


【蒼空の記憶】
世界の海を股にかけて活躍した「凡庸な傑作機」
PBYカタリナ
(写真彩色監修・文=白石 光・写真彩色=山下敦史)


【縦横無尽! 世界戦史】
ナポレオン戦争の起源 その3
ブロイ元帥とギベール父子
(文=有坂 純)


【戦士の食卓】
大西洋航路をゆくアメリカ海軍駆逐艦艦長の朝食
スクランブル・エッグ&ベーコン
(文・調理・撮影=水梨由佳)

好評連載!

日本100名城と武将たち 川越城 × 柳沢吉保(蓑輪 諒)

Comic 吉原昌宏[戦場伝説/翼をもつ魔女]

負けじ魂、これぞ船乗り(勝目純也)

戦場のミステリー(工藤智明)

信長の独断(大野信長)

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