編集後記

ネットの世相

 なんか最近やたら忙しいと思ったら6月ぐらいからまともに休みも取っていなかった。もちろん夏休みもどこかへ吹っ飛んで、気付いたらはや11月になっていた。なんということか。老兵をこき使うんじゃないと言いたところだがいたしかたあるまい。
 ところで、昔に比べて仕事の調べもののネット依存がますます大きくなっている。図書館なんかもいちいち図書カードを延々とめくってから館内閲覧するなんてことはなくなって、いまは事前に検索で目当ての資料を探し出してから行けるようになったから便利だ。それどころか国会図書館や国立公文書館などは古い資料をデジタル化して画像で閲覧できるようになっている。こうした流れは世界的なもので、アメリカ国立公文書館やオーストラリア戦争記念館などグローバルな資料調べや画像の入手が可能になっており、歴史群像の仕事でもずいぶん重宝している。国内の特定のアーカイブから毎度お馴染みの写真等を使いまわしていた昔とは隔世の感がある。
 ネット時代様々なわけだが、今話題の尖閣ビデオのようにネットを舞台に国際問題にまで発展することもある。瞬時に情報が世界中に広まってしまい、その影響も計り知れない。
 恐るべしネット社会。といいつつ問題の映像は見たかといえば。もちろん、しっかり保存してありますです。はい。

(by 橋本兵曹長/歴史群像104号)

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