編集後記

初取材の洗礼

「これで蚊対策はバッチリだ」
 梅雨開けした7月末、「歴史群像」編集部に移籍して初の城の取材(103号に掲載の大堀山城)でオイラを出迎えてくれたのは飢えた蚊の大群でした。遺構のある雑木林に入る前に、ブーニーハットに目だけ出すようにタオルを顔に巻きつけて蚊対策をしていたら、「まるでサンディニスタだな」と先輩に突っ込まれました、新編集部員のジョニーです。
 10月号(103号)から制作に参加することになりました。より一層誌面を充実させるべく頑張りますので、読者の皆様どうぞよろしくお願いします。
 さて、城の取材は朝は雨、午後からは晴天で一日中多湿のなか、川越市を車で走り回りました。大堀山城の遺構では、外側からは単なる雑木林にしか見えないけど、一歩足を踏み入れると土塁の形跡などがちゃんと遺っており、ちょっぴり感動しました。川越城へはすべての取材が終わった夕方ごろに、「一応寄って行こうか」的な感じが歴群流。城の取材だからといって歴女に会える機会なんて一切ないのです(トホホ)。
 流行りモノに弱いオイラとしては、城を見にくる“ナマ歴女”に会いたかったのですが、この取材の終了後に思わぬ出会いがありました。そう、今夏流行った「熱中症」にかかったのです。やっぱり流行りモノには弱かった!?

(by ジョニー/歴史群像103号)

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