歴史群像バックナンバー

No.121~124

歴史群像 No.124 2014年4月号

歴史群像2014年4月号

第1特集

天一号作戦
【駆逐艦乗りの沖縄特攻】

これまで戦艦『大和』の奮戦にばかり焦点が当てられてきた「天一号」作戦。しかし、そこには巡洋艦『矢矧』を含め、歴戦の艦長に率いられた8隻の駆逐艦を中心とする第二水雷戦隊最後の勇姿があった。多数の当事者から聴き取った証言を交え、鮮明によみがえる駆逐艦と米軍機の激闘。語り継ぐべき帝国海軍駆逐艦乗りの死に際と生き様!

第2特集

伊達軍、怒濤の南進!
【政宗の奥州機動戦】

家督を継いでよりわずか5年で奥羽の覇者となった独眼竜・藤次郎政宗。伊達家の勢力伸長を阻まんとする反伊達包囲網に対して、政宗はいかに戦ったのか……。「機動戦」というキーワードによって「伊達家の戦い」を検証する!

第3特集

“欧州の火薬庫”と化したバルカン情勢
【第一次世界大戦への道】

欧州列強がしのぎを削る時代。民族や宗教が複雑に絡み合うバルカン半島において、オスマン・トルコの衰退に乗じる形で、独立間もない新興諸国が策動し始めた。全人類を巻き込む「大戦争」が勃発した背景とは!?

追悼企画

AK-47を造った男『ミハイル・カラシニコフ』

AKライフルを設計したカラシニコフがこの世を去った。隠された過去、AK-47誕生秘話、そして晩年の筆者との出会い……。兵器研究家・床井雅美が見たAKライフル設計者の素顔。

COLOR DOCUMENT

CG彩色でよみがえる黎明期の翼『WWⅠ 軍用機誕生』

第一次世界大戦で確立した第3の戦場――大空。新たな戦場を駆け巡った色彩豊かな飛行機たちが、徹底考証によってカラーで今よみがえる!

カラー企画

戦史の名画をよむSPECIAL『ナポレオンの元帥たち・後編』/銘艦HISTORIA『ウエストヴァージニア』/日の丸の翼『陸軍 一〇〇式輸送機』/フォトギャラリー『衝角戦』/戦国の城『出羽 舘山城』/戦士の食卓『イギリス軍将兵の“よき戦友”』/モリナガ・ヨウの『迷宮歴史倶楽部』/Topics『パットン将軍ゆかりの大演習場跡』

その他の記事

自覚なき戦局の拡大『作戦分析 日中戦争1937~1941』/陸軍航空を支えた一〇〇式司偵の光と陰『データで見る 司令部偵察機隊の軌跡』/輸送用潜水艦「伊369潜」航海長『泉五郎インタビュー』/性能向上への努力と蹉跌『日本海軍 艦載レーダー開発史』/ナポレオン戦争PART Ⅳ『アウステルリッツ会戦』/その男、簒奪者にあらず『肥前の老虎 鍋島直茂』/日本の迷城『越中 増山城』/信長の独断『可児才蔵とフリスク』/NAVYよもやま豆知識『体罰の是非』/戦場のミステリー『猫と戦争の奇談』etc.

巻末特別企画

グラフ誌「歐洲戰爭實記」に見る『第一次世界大戦速報』

第一次世界大戦勃発から一世紀。ヨーロッパを主戦場とした人類史上初の世界大戦を、当時の日本の雑誌はいかに報じたのか?

TOP    BACK

歴史群像 No.123 2014年2月号

歴史群像2014年2月号

第1特集

太平洋戦争 帝国海軍昼間砲戦史
【幻のアウトレンジ戦法】

太平洋戦争では航空戦力の差が勝敗を決するようになり、戦前に想定していた“艦隊決戦”の機会をついに得られなかった日本海軍。だが、もし“艦隊決戦”が生起したとき、海軍は本当にシナリオどおりの戦いを展開できたのだろうか? 史実とデータから日本艦隊の遠距離砲戦の実力を検証する。

第2特集

知られざるドイツ空軍“乾坤一擲”の大攻勢
【アルデンヌ航空決戦】

ドイツ軍のアルデンヌ大反攻「ラインの守り」作戦の航空戦として知られる「ボーデンプラッテ」作戦。しかしそれは、作戦命令の一部分に過ぎなかった。1944年12月16日の攻勢開始から年末にかけ、ドイツ空軍空前の兵力を投入した一大航空作戦が展開されていたのだ!

第3特集

浮かび上がる新たな“戦国軍師”像
【豊臣大名 黒田官兵衛孝高】

史料にある官兵衛の事績からは、秀吉の参謀という役割はうかがえない。後世創られた“稀代の軍師”はやはり虚像なのか!? 孝高の生涯を見つめ直すことで“戦国軍師”と“豊臣大名”の新たな実像に迫る。

戦闘戦史

ノルマンディー戦線 112高地争奪戦『SS第102重戦車大隊の死闘』

カーン攻防の要となった112高地。緊要地形であるこの高地をめぐる戦いで、ティーガー重戦車を投入したドイツ軍は、イギリス軍に対してどのような戦闘を繰り広げたのか!?

カラー企画

戦史の名画をよむSPECIAL『ナポレオンの元帥たち』/日の丸の翼『キ二〇〇・試製「秋水」』/銘艦HISTORIA『エムデン』/フォトギャラリー『タラワ環礁』/戦国の城『豊前 中津城』/ゲーム紹介『ワールド・オブ・タンクス』/戦士の食卓『日系米兵が好んだハワイのローカル料理』/モリナガ・ヨウの『迷宮歴史倶楽部』/Topics『金門島の現在』

その他の記事

伝説となった巨砲の実像『二十八糎榴弾砲』/海洋国家に欠かせざる軍事力『日本の水陸両用戦部隊史』/ナポレオン戦争PART Ⅲ『アウステルリッツ前夜』/不屈の海軍下士官『田所義行インタビュー』/各国陸軍の教範を読む33『最終回』/日本機動部隊を捕捉せよ!『エンガノ岬沖海戦』/枢軸国側唯一の戦勝国『WWⅡ タイ王国戦史』/戦場のミステリー『影武者ナポレオン』/信長の独断『黒田官兵衛と水』/NAVYよもやま豆知識『13羽のヒヨコ』/日本の迷城『越中 湯端城』etc.

連載コミック

吉原昌宏『戦場伝説/翼をもつ魔女』第14話・第73親衛戦闘機連隊2

別冊付録

主要合戦の日付&旧暦表示入り!
香川元太郎『戦国の城』カレンダー

TOP    BACK

歴史群像 No.122 2013年12月号

歴史群像2013年12月号

第1特集

日中全面戦争の幕開け
【第二次 上海事変】

昭和12年(1937)の「盧溝橋事件」から始まった華北での戦いは、遥か上海にも飛び火した。不拡充方針の“戦略”のもと、戦いに決をつけるべく発動した“作戦”は、日中全面戦争の幕開けを告げるものであった。国際都市・上海近郊で繰り広げられた泥沼の陣地戦。相克する“戦略”と“作戦”とは――

第2特集

スターリングラード戦を惹起させた独ソ戦の転換点
【戦略分析 ブラウ作戦】

ドイツ軍が発動した「ブラウ(青)」作戦の当初の戦略目標は、スターリングラードではなかった。では、作戦立案時の“真の目標”とはなんだったのか? そして“スターリングラード占領”へと変貌してゆく過程に、ドイツ軍内部の綻びが浮かび上がる。

第3特集

中世イングランド最大の内乱
【薔薇戦争】

15世紀後半、百年戦争敗北後のイングランドにおける、ランカスター・ヨーク両派による王位継承争いに端を発した三次にわたる内乱は、イギリス絶対王政への道を押し開いた。多数の貴族・領主を巻き込んだ英国最大の内乱「薔薇戦争」の経緯を詳解する。

COLOR DOCUMENT

CG彩色でよみがえる歴戦のゼロ『ラバウル航空隊』

アメリカ軍反攻開始の舞台となったソロモン戦線。ラバウルに展開した零戦と搭乗員たちの勇姿を撮影した海軍報道班員・吉田一氏の写真が、徹底考証によってカラーで今よみがえる!

カラー企画

誌上プレビュー『永遠の0』&『清須会議』/日の丸の翼『海軍 九試単座戦闘機』/戦国の城『近江 内中尾城』/フォトギャラリー『海軍経理学校』/戦史の名画をよむ『殊勲艦「テメレーア」の最期』/銘艦HISTORIA『フューリアス』/戦士の食卓『アメリカ海軍将兵に愛されたスイーツ』/モリナガ・ヨウの『迷宮歴史倶楽部』/Topics『タイ王国に現存する日本製兵器』

その他の記事

日本軍機の謎を解き明かせ!『ANATOMY OF ZERO』/織田家中の静かなる下剋上『真説 清須会議』/戦争のあり方を変えた連続発射火器『機関銃入門』/駆逐艦「磯風」乗組員『越智弘美インタビュー』/各国陸軍の教範を読む32『防御:その九 日本軍Ⅱ』/ナポレオン戦争PART Ⅱ『ウルムの戦い』/“第二維新”の嚆矢となった士族の蹶起『江藤新平と佐賀の変』/戦場のミステリー『消えたパイロット』/信長の独断『山岡景隆とだんご』/NAVYよもやま豆知識『律儀&スマート』/日本の迷城『越中 一乗寺城』etc.

連載コミック

吉原昌宏『戦場伝説/翼をもつ魔女』第13話・第73親衛戦闘機連隊

TOP    BACK

歴史群像 No.121 2013年10月号

歴史群像2013年10月号

第1特集

九州制覇に立ちはだかる天下人の壁
【島津軍 幻の豊臣迎撃戦】

薩摩、大隅、日向の三州統一を成し遂げた島津氏は、九州の覇権をめぐって大友氏および龍造寺氏と激突。そこに介入してきたのが関白・豊臣秀吉だった。島津軍は天下人の大軍をいかに迎え撃とうとしたのか――。「秀吉の南限・帰還ルート」を考察する特別コラムも収録!

第2特集

知られざる水雷戦隊壊滅の実相
【漆黒のソロモン駆逐艦戦】

昭和18年、中部ソロモン……。空で航空消耗戦が展開されていた頃、海でも駆逐艦同士の熾烈な戦いが繰り広げられていた。連合艦隊が誇る大型艦の活躍の場はなぜなかったのか? お家芸でもあった夜戦はなぜ通用しなくなったのか? 水雷戦隊の墓場と化したソロモン海戦の実相に迫る。

第3特集

「総力戦」から見た陸軍派閥抗争
【皇道派 vs. 統制派】

昭和初期の軍事史に有名な日本陸軍の二大派閥「皇道派」と「統制派」。熾烈な権力抗争を繰り広げた彼らではあったが、それは単なる政治的主導権を争うものではなかった。両派の対立は「国家総力戦」に日本がどう対処するかという大問題に端を発していたのである。

戦闘戦史シリーズ

日中が火花を散らした7月8日の戦い『盧溝橋事件』

日中戦争の引き金となった盧溝橋事件は、これまで政治的な意味合いでしか注目されてこなかった。だが、この突発的な戦闘における指揮官の決断は、日本陸軍の用兵思想を体現したものだった!

カラー企画

取材レポート『巨大戦艦大和展』/銘艦HISTORIA『シャルンホルスト』/日の丸の翼『海軍 局地戦闘機・紫電改』/戦史の名画をよむ『アルプスを越えるボナパルト』/フォトギャラリー『パリ無血入城』/戦国の城『道東のチャシ群』/戦士の食卓『ナポレオンの勝利を祝った野戦料理』/モリナガ・ヨウの『迷宮歴史倶楽部』/Topics『海の向こうの合戦祭り』

その他の記事

封鎖された酷寒の“要塞”を救援せよ!『デミヤンスク包囲戦』/徳川家臣団のトップに上り詰めた大器『“赤備”の闘将 井伊直政』/朝鮮戦争休戦60周年『補給限界線の戦い』/“餓島”で戦った陸軍士官『橋本長生インタビュー』/各国陸軍の教範を読む31『防御:その八 日本軍Ⅰ』/ナポレオン戦争PART Ⅰ『トラファルガー海戦』/若きアメリカが直面したメキシコとの角逐『米墨戦争』/戦場のミステリー『井伊家にまつわる伝説』/信長の独断『藤堂高虎と中田英寿』/NAVYよもやま豆知識『発光信号の妙』/日本の迷城『越中 茗ヶ原城』etc.

連載コミック

吉原昌宏『戦場伝説/翼をもつ魔女』第12話・第269戦闘機連隊2

TOP  BACK