No.152は11月6日発売予定です。
● 付録カレンダー「戦国の城」で新年を!(付録・2018年10月26日)
早いもので、まもなく発売の152号が『歴史群像』本年度の締めくくり。というわけで、年度最終号恒例のカレンダーが付録です。今回は、本誌連載記事でもお馴染みの香川元太郎さんの美麗なイラストが楽しめる、題して「二〇一九年カレンダー 激闘! 戦国の城」。各月のコマには城に関する知識も掲載して、ちょっとした蘊蓄も楽しめます。来るべき平成という時代最後の、そして新たな元号を迎える年の幕開けを「戦国の城」カレンダーとともに祝ってみてはいかがでしょうか。
● 「どこにでもある」最も身近な輸送兵器(日の丸の轍・2018年10月22日)
日本軍の車両をピックアップして、そのプロフィールを解説する新連載「日の丸の轍」。第二回目のテーマは「リヤカー」です。「兵器? リヤカーが?」と思われるかもしれません。確かに制式兵器ではありませんが、民間で広く普及していたこの人力荷車は、自動車化が遅れていた日本にとって、不足しがちな輸送力、特に飛行場等の建設現場や最前線の戦いを支える兵站線を維持するために不可欠でした。日本軍はリヤカーをいかに運用していたのか、リヤカー活躍の瞬間を描いたイラストともにお楽しみください。
● 特集記事と付録ポスターで、西郷どん最後の戦いを徹底検証!
(ポスター&特集・2018年10月20日)
磨き上げた薩摩伝統の武技を身に着け、旧式ながら洋式兵装を得て、戊辰戦争を始めとする戦場経験豊富な指揮官に率いられた西郷軍。対するは、創設間もないながら、優れた新式兵装と海外からの進んだ戦術・戦略思想により鍛えられつつある新政府軍。第一特集「作戦分析 田原坂の戦い」では、「士気旺盛な西郷軍が地の利を生かして寡兵善く新政府軍を苦戦させた」といわれてきた西南戦争最大の激戦・田原坂の戦いを題材に、新たな研究と史料を駆使してその実相に迫ります。
また、戦況図と激戦地の現在の姿を網羅したポスターも付録。田原坂の戦いをより立体的に俯瞰していただけることでしょう。大河ドラマ『西郷どん』も明治維新を達成して、本誌152号の発売日あたりから西南戦争に向けたラストスパートへ。西郷隆盛にとっての最後の戦い、そして日本にとっても最後の内戦となった運命の戦いを、本誌特集と付録を片手にお楽しみください。
また、戦況図と激戦地の現在の姿を網羅したポスターも付録。田原坂の戦いをより立体的に俯瞰していただけることでしょう。大河ドラマ『西郷どん』も明治維新を達成して、本誌152号の発売日あたりから西南戦争に向けたラストスパートへ。西郷隆盛にとっての最後の戦い、そして日本にとっても最後の内戦となった運命の戦いを、本誌特集と付録を片手にお楽しみください。
● 『秋水』を空へ!――本土防空の希望を託した燃料生産計画の全貌
(記事・2018年10月15日)
不完全な技術情報を基にしつつも、短期間で試験飛行にまで漕ぎ着けたロケット戦闘機『秋水』。機体開発と並行して、ロケットモーターの推進剤となる「過酸化水素」の生産が急ピッチで進められました。それは、危険な過酸化水素の高濃度濃縮技術の確立、大量生産設備の構築という、戦況逼迫する中では余りにも高いハードルの連続でした。徹底研究「呂號乙薬 日本海軍―夢のロケット燃料量産計画」は、ロケット燃料の大量生産に「B-29迎撃」の期待をかけた日本陸海軍の一大プロジェクトの全貌に迫ります。
● 夢の高速爆撃機が見出した、現実的な生き残り術(蒼空の記憶・2018年10月12日)
日本陸軍の至宝・加藤建夫に不覚をとらせた双発軽爆撃機―次号152号の「蒼空の記憶」で鮮やかな彩色とともに甦る機体は、イギリスのブリストル・ブレニム双発爆撃機です。戦間期に「単発単座の戦闘機より高速な双発機」というトレンドに乗って計画され、WWⅡ開戦と同時に夢から覚まされたブレニムは、いかにして戦い、生き抜いたのか。モスキートなどの大成功作の陰に隠れた地味な働き者、ブレニムのジョンブルらしさ満載“けっこう頑張ったじゃないか”ストーリーをお楽しみに。