雑誌歴史群像―次号制作進行中

No.146 (2017年12月号)

No.146は11月6日発売予定です。

海軍戦闘機パイロットを育てた安定の飛行性能!(日の丸の翼・2017年10月30日)

戦闘機の性能を判断するとき、もっとも気になるのはスペックでしょう。最大速度、上昇力、武装、といった数字に表れる性能です。しかし、今回「日の丸の翼」で取り上げる機種は、数字に表れない操縦安定性や故障率の低さで評価を得た戦闘機――海軍の九〇式戦闘機です。民間が資金を出して購入し、軍に納める「献納機」としても、日本航空史に1ページを開いた戦闘機の開発の過程とその真価を解説します。

今年のカレンダーは、第二次大戦で発展のピークを迎えた軍艦!
(付録・2017年10月23日)

毎年、好評をいただいている『歴史群像』名物のカレンダー。別冊付録として、すっかり定番になっていますが、今年も年内発売の146号に付きます。テーマは、海戦の主戦力として君臨し、第二次大戦で発展のピークに達した軍艦。といえば、もうお分かりですよね? 今回は“デザイン面に特色ある戦艦5隻”プラス“ザ・戦艦な1隻”というチョイスで合計6隻を、美麗な彩色写真でカレンダーに! 乞うご期待――です。

日本重巡の在り方を体現した誇り高き“狼” (特集・2017年10月16日)

 日本海軍の妙高型重巡洋艦は、ワシントン条約の制限に準じて(ちょっとはみ出してるが)建造された、日本重巡を代表する軍艦であった。「飢えた狼」という表現に代表される、当時の妙高型に対する海外の評価については、戦闘力の高さへの評価なのか、設計の窮屈さに対する皮肉なのか、現在でも判断が分かれるところだが、彼女たち四姉妹が重巡洋艦としてよく戦ったことは疑いのない事実。特集では、この妙高型の戦いを紐解きながら、その真価を俯瞰する。

艦隊を狙う邪魔者を排除せよ! (銘艦HISTORIA・2017年10月13日)

 19世紀後半の海軍では、艦砲を装備する戦艦や巡洋艦と並び、破壊力の大きな魚雷と、それを主兵装とする、小型で高速な水雷艇が存在感を増していました。この厄介な存在をどうやって排除するか。イギリス海軍は、高速の移動目標に素早く射撃を浴びせることができる速射砲を開発し、高出力機関を搭載し高速の新艦種に装備します。これが、「水雷艇駆逐艦」です。銘艦HISTORIAでは、のちに「駆逐艦」と呼び名を変えて大発展する同艦種の始祖、イギリス海軍のA級水雷艇駆逐艦をピックアップ。その誕生の歴史を紐解きます。

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