No.145は9月6日発売予定です。
● “次なる敵、日本”に備えたはずのイギリスの陥穽とは?
(検証記事・2017年8月31日)
● 栗田艦隊に立ち塞がった逞しき“羊”たち! (記事・2017年8月29日)
● 水偵の枠を超えた下駄履きの“代用艦爆” (日の丸の翼・2017年8月25日)
今回の「日の丸の翼」は、前回に引き続き水上偵察機。でも、時代は進んで『瑞雲』を取り上げます。空力上不利な双フロートの機体ながら、九九艦爆の代役として期待され、こちらも空母の代役を仰せつかった伊勢型戦艦に各二〇機、計四〇機搭載される予定だった『瑞雲』とは、どのような航空機だったのか? 好評の描き下ろしイラストは、まさに代用艦爆部隊がもし稼働していたら、という想定の力作です。実は作者の佐竹さんが、ちょっとした遊び心を加味しているのですが――、答え合わせは本誌発売後にこのコーナーで。
9月10日追記:上記の答えです=今回のイラストに題をつけるなら、「端雲隊、全機出撃ス!」という感じでしょうか。実際には実現しなかった場面の“架空の記念写真”のイラスト再現です。で、この大編隊を撮影したのは? そう、一番端っこを飛ぶ一機がカメラ担当になってしまったため、このイラストには写って(描かれて)いない、というわけでした。機数、数えてみてくださいね。
● “皇帝”の造船所が生み出した艦載機配達屋 (銘艦HISTORIA・2017年8月21日)
世界最大最強の海軍を有するアメリカ合衆国。その底力を伺い知ることができる空母が、今回の「銘艦HISTORIA」のテーマです。実業家、ヘンリー・J・カイザーの提案により、カイザー造船所で産声を上げたカサブランカ級護衛空母は、1年で50隻もの数が建造されました。艦隊や船団の赴くところに随伴し、艦上機の傘を提供する役割を果たしたカサブランカ級に秘められた真価とは?