No.144 (2017年8月号)
No.144は7月6日発売予定です。
● 思惑を超えて推移した日米死闘の戦場 (特集/作戦分析・2017年6月27日)
日米両軍が死闘を繰り広げ、本土上陸がなかったことから事実上最後の決戦となった沖縄の戦い。作戦立案から陸上戦闘に至るまで、刻々と変化する戦況に振り回されたこの戦いに、日米はどう対応し、作戦を修正していったのか。特集「沖縄戦」では、勝者と敗者を分けたものは何だったのか、徹底分析します。
● 日本海軍の前に立ち塞がった黄海の怪物 (銘艦HISTORIA・2017年6月26日)
「銘艦HISTORIA」がピックアップするのは、軍歌『勇敢なる水兵』に詠われた、戦闘中に負傷した水兵の言葉「まだ沈まずや定遠は――」でも知られる清国海軍戦艦「定遠級」。清国との避けざる開戦を不可避と見た日本海軍が、対抗策として洋上の突撃砲ともいえる三景艦を準備するに至った定遠級戦艦の独特な船体構造、そして戦闘力とは?
● 旋回銃手は敵戦闘機撃墜の夢を見る……!? (記事・2017年6月19日)
第二次大戦を戦った日本軍の多座機は、敵戦闘機に対して無力だったのか? 火器は輸入品やコピーが主流で、銃座の電動旋回や遠隔操作への挑戦も「理想形」にはほど遠かった日本機の防御兵装。「日本陸海軍機 旋回機銃・銃座発達史」では、後世「貧弱」と言われることの多い防御兵装に注がれた努力の実態を概観します。