東京銅像マップ

近代的な銅像の文化は、明治維新後の西洋文化流入とともに日本にもたらされました。東京には、日本初の西洋式銅像を筆頭に数多くの銅像があり、過ぎし時代や人々の偉業を寡黙のうちに伝えています。

 駅や公園などで銅像を目にしたことはありませんか? 日本に限らないことですが、人が多く集まる場所には、歴史の偉人や地元の有名人などをモチーフにした銅像が置かれています。
 一口に銅像といっても、奈良の大仏のような古典的な仏教芸術から、人物像などが中心の近代的な作品まで非常に幅広いのですが、ここでは、明治維新以降に日本にもたらされた近代的な様式の屋外展示銅像を主に紹介していきます。
 ところで銅像、特に人物像には、モデルとなった人物の人柄や業績などを広く伝え、後世に残していくという役割があります。作られた時代を象徴し、時には国家の歴史や威信、思想といったものを必然的に背負わされていることもあるわけです。銅像を見ることは、モデルとなった人物を通して日本の歴史を透かし見る手がかりになるかも知れません。
 同時に、銅像には芸術作品としての価値もあります。西欧美術を学び、日本美術の近代化に尽力した芸術家による作品には、屋外展示芸術として高い評価を受けているものも少なくありません。
 ところで、近代的な銅像がどのような手順で製作されるか、ご存知でしょうか。まず彫刻家などが原型を製作、それを元に鋳型を作り、銅を主原料とした合金を流し込みます。一体で鋳造できない立体的な部分や細かいパーツは別個に製作され、あとから接合します。この手法なら、非常に複雑な形状も表現可能で、特に細かい装飾や馬具が再現された軍人、武人の乗馬像は見応えがあります。
 というわけで、あることは知っていても、普段なかなか気にすることのない銅像。特に“歴史”にかかわった人々の銅像を、この機会に改めて見直してみましょう。

11月24日 第3回 「皇居~東京駅周辺」をアップしました。


上野恩賜公園 靖国神社周辺 皇居~東京駅周辺
西郷隆盛
小松宮彰仁親王 
野口英世
ボードワン博士
安井誠一郎
大村益次郎
大山 巌
品川弥二郎
遊就館展示像
楠木正成
太田道灌 
渋沢栄一
台東区 千代田区