雑誌 歴史群像

雑誌『歴史群像』は、1992年6月に創刊されました。当時は「人物・戦い・事件」の検証がテーマの総合歴史雑誌でスタートしましたが、読者の人気の高い「戦い」を中心にした編集方針へとシフト。現在は「ミリタリー・戦史Magazine」に生まれ変わりました。

人類の歴史は戦争の歴史でもあり、そこには多くのドラマと学ぶべき教訓があります。これからも戦史をもとに、さらに興味ぶかい誌面づくりを目指します。


歴史群像 No.164
2020年12月号
11月6日発売!

歴史群像2020年12月号

特別定価:本体1,027円+税

 

 


■別冊付録

小誌特製!
「蒼空の記憶」カレンダー2021

独ソ英米仏伊…第二次大戦期の日本以外の国々の軍用機の素顔を、カラー彩色写真とともに紹介する小誌人気連載「蒼空の記憶」。これまでに本連載に登場した機体の中から厳選した7機種の彩色写真が掲載されたオリジナルカレンダー付き!

第一特集

【検証】 関東軍vs.極東ソ連軍
満洲攻防戦1945
長年練られてきた防衛構想はいかに破綻したか

昭和20年8月9日、ソ連軍は突如満洲への侵攻を開始した…。満洲国の建国以降、長大な国境線で三方向から包囲されるような状態でソ連軍と対峙することになった関東軍は、以降、いかなる対ソ戦計画を構想し、それは変わりゆく情勢の下でどのように変化していったのか。そして、太平洋戦争の開戦は関東軍をどのように変え、いかなる状態でソ連軍の侵攻に直面したのか。満洲をめぐる日ソ両軍の対峙状況と作戦計画、そして最後の戦いの実態に迫る。(文=古峰文三)

第二集

将軍権威に固執した不撓不屈の生涯
足利義昭伝

将軍だった兄義輝の無念の死により、ある日突然、仏門から俗世に引き戻された覚慶(のちの義昭)は、各地を転々としたのち、信長に奉じられて上洛、第十五代将軍に就任する。しかし、天下統一に邁進して将軍権威をないがしろにする信長に反発して兵を挙げ、敗れて京を逐われることになる……。その流浪と波瀾の生涯を追うとともに、権力とは何かを考える。(文=桐野作人)

第三特集

“中欧の大国”の栄光と悲劇
ポーランドの興亡

第二次大戦期の姿から弱小国のイメージを抱きがちなポーランド。しかし、15世紀にドイツ騎士団を屈服させて誕生した「ポーランド・リトアニア共和国」は、名だたる強国を打ち負かし、中欧の大国として黄金期を謳歌した。その栄光への歩みと、やがて迎えた亡国への道程をだどる。(文=荒川佳夫)

カラー企画

黎明期からハリアー、F-35Bまで
図解でわかる! 垂直離着陸戦闘機開発史

VTOL機とは、固定翼機でありながら回転翼機のような垂直離着陸能力を持つ航空機のこと。第二次大戦後、各国でVTOL戦闘機の研究開発が進められ、さまざまな方式の機体が造られたが、実用化された機種はわずかであった。VTOL戦闘機開発の試行錯誤の歴史と登場した試作機たち、そしてそれらのメカニズムと運用方法までを、カラーイラスト多数とともにわかりやすく解説する。(イラスト・解説=坂本 明)


カラーで見る「黄金のポーランド」の象徴
有翼重騎兵フサリア
(文=編集部)

著者二人が語りつくす!
『図解 武器と甲冑』制作の舞台裏
樋口隆晴 × 渡辺信吾

検証/ドキュメント

戦史発掘
『武藏 戦闘詳報』作成秘話
生存者らはいかにして事実を再現させたのか

シブヤン海に沈んだ戦艦『武藏』の生存者約1400名は、そこからあみだくじのような生死の分かれ目に踏み入る。約700名は内地や台湾に向かうも、うち300名は輸送船の沈没により死亡。残り約700名はフィリピンに残され、うち9割はルソン島の陸上戦闘で戦病死を遂げる。その運命も知らず、コレヒドール島ではまだ記憶の新しいうちに『戦闘詳報』の作成が試みられた。『戦闘詳報』とはそもそも何のために作られるのか。そして、彼らはいかに健気に誠実に、その作業に取り組んだのか? 7日間にわたって行われた戦闘詳報会議の一部始終を紹介する。(文=手塚正己)


最新研究と軍事的視点から見た士族反乱の実相
軍事分析 佐賀の乱(佐賀戦争)
<後編> 佐賀軍はなぜ敗れたのか

緒戦で佐賀城に籠る鎮台兵を掃討した佐賀軍だが、早期鎮圧を図る政府軍は迅速に兵力を集中し現地へ進出。長崎街道沿いの拠点を主戦場に、両軍の死闘が展開された。「佐賀の乱の関ケ原」と呼ばれる寒水(しょうず)・田手(たで)の戦いを始めとする激戦の経過を追う。(文=長南政義)


戦争に翻弄されたインドシナ半島の植民地の苦悩
フランス領インドシナの第二次大戦

19世紀後半にフランスの植民地となったインドシナ。第二次大戦の緒戦で祖国フランスが敗北し、風雲急を告げるアジア情勢の中で日本軍の進駐を受け入れ、日本の戦争遂行に協力することを余儀なくされた。特殊な状況に置かれたアジアのフランス植民地、その苦悩の歴史を追う。(文=山崎雅弘)


大清帝国の成立
<前編>「モンゴル王子」の即位と朝鮮侵攻

アイシン・グルン(後金国)を打ち建てた一代の英雄ヌルハチは、寧遠城攻防戦の戦傷がもとで急逝。ヌルハチ嫡四子のホンタイジが新たなハンに即位する。領内を覆う経済的危機を乗り越え、のちに人類史上屈指の大帝国へと成長を遂げることになる、 ダイチン・グルン(大清国)が成立するまでの10年間を俯瞰する。(文=山上至人)


[連載]西洋戦史研究 ナポレオン戦争Part44
半島戦争(1811年)⑤ バダホス攻囲戦

アルブエラの会戦で勝利を収めた連合軍は、スペイン侵攻の妨げとなるフランス軍の要塞2か所を攻略する準備を進めた。一方、フランス軍はスールトとマルモンの軍が合流して対抗せんとするが……。(文=佐藤俊之)

インタビュー

海上自衛隊三等海佐
竹下邦雄<後編>

呉海軍工廠での見習工から一転、15歳で海軍に志願し零戦整備に当たった整備兵が語る終戦までの記録。(文=鈴木千春)

好評!カラー連載!

【歴史群像フォトギャラリー】
航空機開発に不可欠のプロセス
風洞試験
(文=古峰文三)


【日の丸の轍】File.14
鉄路をゆく重砲兵
試製九四式装甲列車
(文・監修=古峰文三・イラスト=上田 信)


【縦横無尽! 世界戦史】
ナポレオン戦争の起源 その1
フランス啓蒙軍事思想
(文=有坂 純)


【蒼空の記憶】
驚異的な輸送力を有する「蒼空の巨人」
Me 323ギガント
(写真彩色監修・文=白石 光・写真彩色=山下敦史)


【戦国の城】
福島正則領との国境を守る堀尾氏の支城
【出雲】赤穴瀬戸山城
(文・監修=中井 均・イラスト=香川元太郎)


【戦士の食卓】フィンランド軍兵士の英気を養った肉スープ
リハケイット
(文=白石 光)

好評連載!

日本100名城と武将たち 水戸城 × 車斯忠(蓑輪 諒)

Comic 吉原昌宏[戦場伝説/翼をもつ魔女]

信長の独断 フルスロットル (大野信長)

負けじ魂、これぞ船乗り(勝目純也)

戦場のミステリー(工藤智明)

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