雑誌 歴史群像

雑誌『歴史群像』は、1992年6月に創刊されました。当時は「人物・戦い・事件」の検証がテーマの総合歴史雑誌でスタートしましたが、読者の人気の高い「戦い」を中心にした編集方針へとシフト。現在は「ミリタリー・戦史Magazine」に生まれ変わりました。

人類の歴史は戦争の歴史でもあり、そこには多くのドラマと学ぶべき教訓があります。これからも戦史をもとに、さらに興味ぶかい誌面づくりを目指します。



歴史群像
2024年2月号
(No.183)
1月6日発売!

歴史群像2024年2月号

特別定価:1,100円(税込)

 

 

 

~~今号の内容~~


第一特集

●日本陸軍のロジスティクス
日露戦争期の兵站の実態

兵站を軽視していたと語られることの多い日本陸軍。では、その兵站制度はどのようなものだったのか。日露戦争期を対象に、システム、輸送手段から実際の運用まで、その内実を史料と最新研究から具体的に見ていく。(文=長南政義)

第二特集

イスラエル空軍vs.アラブ空軍
●中東戦争航空戦1948-73
国家の存亡を賭けたライバル空軍の熾烈な戦い

東西に薄く、南北に長い国土の防衛的不利を機動性で補いたいイスラエル。広漠なシナイ半島を素早く横断してイスラエルを叩きたいアラブの盟主、エジプト。それには地上の機甲戦力よりも、航空兵力の運用こそがカギであった。4次にわたった中東戦争。その航空戦の実像に迫る!(文=古峰文三)

第三特集

●ナルヴィクの戦い
ノルウェーの要衝をめぐる独軍と連合軍の海陸戦

風雲急を告げるヨーロッパ情勢下、ヒトラーはスウェーデンから供給される鉄鉱石の輸送ルート掌握のため、ノルウェー北方の港ナルヴィクの占領を決定した。極北の地で繰り広げられたドイツ軍と連合軍の戦いの全貌。(文=山崎雅弘)

検証/ドキュメント

冒頓単于(ぼくとつぜんう)と匈奴帝国
史上初の遊牧帝国はいかに勃興したか

紀元前3世紀末、中国に史上初の統一王朝が誕生した頃、北方の草原地帯でも騎馬遊牧民の統合が進展しつつあった。「英雄」冒頓の事績と遊牧帝国の嚆矢となった匈奴の勃興とを概観する。(文=山上至人)


戦国島津氏の忍び
知られざる「忍ノ巧者」の実像

戦国島津氏は三州統一の過程で非正規戦術を多用し、「忍び」を動員して敵対勢力に打撃を与えている。「釣り野伏」もまた島津独特の「忍び」の術でもあった。島津氏の三州統一の過程で、「忍び」の名人として活躍し、太守義久から重んじられた濱田民部左衛門を中心に、島津家で練磨された「忍び」の実相とその戦い方を紹介する。(文=桐野作人)


復員輸送に懸けた青春
邦人引き揚げに尽力した“最後の海軍士官”たち

終戦後、同胞を日本に引き揚げさせる「復員輸送」という任務は、旧海軍の将兵たちが最後の力を振り絞った大作戦であった。(文=上原光晴)


幻の「蝦夷共和国」
自由を求めた箱館政権の虚ろな内実

幕末の慶応四年八月、幕府海軍副総裁・榎本率いる艦隊は北へ逃れた。やがて蝦夷地(北海道)に上陸した一行は、箱館政権を樹立。戊辰戦争末期に出現したこの政権には、どんな意味があったのか?(文=樋口晴彦)


最強の城を考える【番外編】
戦国乱世をしぶとく生きる
最弱城郭の世界

「最強」があるなら「最弱」もある──。「弱い城」とはどんな城なのか、なぜ乱世にそうした城が造られたのか。その謎を解き明かすため筆者は関東の山へと向かった──。(文=西股総生)


[連載]西洋戦史研究 ナポレオン戦争
ロシア戦役[第3回]
スモレンスク会戦

フランス軍のロシア侵攻後、ロシア軍の主力はモスクワ間近の古都スモレンスクまで退却を余儀なくされる。そして、この地において本戦役初の大規模会戦が勃発することとなる。(文=佐藤俊之)

カラー企画

カラードキュメント
CG彩色でよみがえる!
バトル・オブ・ブリテン
英国本土防空システム
ダウディングが編み出した「勝利への理論」

ドイツ空軍による空襲から祖国を守り、イギリス空軍を勝利へと導いた防空システムを彩色写真とともに紹介する。(写真彩色監修・文=白石 光・写真彩色=山下敦史)


イラスト再現
日本海軍の大遭難事件
美保関事件

日本海軍には様々な艦艇遭難事件が起きているが、昭和に入ると衝突事故が目に付くようになる。今号では、その中でも水雷夜戦という厳しい演習が引き起こした大惨事を振り返っておこう。(文=德富 亨)


歴群シネマガイド
アメリカの戦争映画
【前編】独立戦争~第二次世界大戦

ハリウッドの徹底的な商業主義と映画人たちの野心、アメリカ人特有の愛国心――それらを通して表現された「アメリカの戦争」とはいかなるものなのか?(文=大久保義信)

カラー連載

【戦国の城】
【信濃】小諸城 
近世の小諸城に金箔瓦が葺かれたのはなぜか?
(文・監修=加藤理文・イラスト=香川元太郎)


【日の丸の轍】陸軍制式オートバイの完成形
九七式側車付自動二輪車 
(文・監修=古峰文三・イラスト=上田 信)


【蒼空の記憶】戦場の夜空を支配した「闇夜の地獄猫」
F6F ヘルキャット夜間戦闘機型 
(写真彩色監修・文=白石 光・写真彩色=山下敦史)


【縦横無尽! 世界戦史】
三十年戦争会戦史 
マウリッツ、ティリー、グスタフ・アドルフの戦術と技術(解説=有坂 純)


【戦士の食卓】ロレンスとファイサルが囲んだ夕食
羊料理 (文・料理・写真=水梨由佳)


【迷宮歴史倶楽部】戦場の銀輪
軍用人力二輪車発展史② (絵・文=モリナガ・ヨウ)

COMIC 新連載 第8回

神聖ローマ帝国 三十年戦争(宮下英樹)
 [第一章]冬の王〈第九話〉新計画

連載コラム

日本100名城と武将たち 勝瑞城×三好実休 (文=簑輪 諒)

負けじ魂、これぞ船乗り (文=勝目純也)

信長の独断 (文=大野信長)

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