歴史群像バックナンバー

No.84~87

歴史群像 No.84 2007年8月号

歴史群像2007年8月号

定価(税込) 970円
 

■ 第1特集

Target YAMATO
【戦艦大和を撃沈せよ】

史上最大の戦艦『大和』は、空母艦載機が真珠湾で赫々たる戦果をあげた8日後の12月16日に就役した。航空機の威力を世界に知らしめるかたちで始まった太平洋戦争は、戦艦にとって残酷な戦争となった。そして戦争も終盤の1945年、米軍は絶滅に向かう恐竜を仕留めるかの如く、YAMATOをターゲットとした作戦を立案する。同型艦『武蔵』の撃沈という経験を経て、磐石な態勢で襲いかかる多数の米艦載機……。戦艦『大和』撃沈へ向けた戦いを、アメリカ軍側からの視線で再現する。

■ 第2特集

戊辰戦役 関東激闘譜
【不羈独立の武士、かく戦えり!】

永き泰平の果てに、徳川幕府は瓦解した。しかしその遺臣の中には、武士の本義に目覚めた人々がいた。二百六十余年の呪縛から脱却した“新たな武士”たちは、江戸無血開城の陰に追いやられた戊辰関東の緒戦で、正邪を後世に問う戦いを挑んだのである。江戸開城から北越の激戦が始まるまでの間に、関東で繰り広げられた数々の戦いの顛末を詳述する。

■ 第3特集

死者30万! 戦争を変えた凄惨なる消耗戦略
【ヴェルダン要塞攻防戦】

“ゲルマンの西の門”と呼ばれた、いにしえの街ヴェルダンとそこを守る要塞。独仏両軍の首脳から戦略的に無価値と判断されたこの場所は、しかし第一次大戦屈指の激戦地となった。なぜなら、その背景には総力戦に基づく全く新しい軍事思想が存在していたからである。「肉挽き機」そして「吸血ポンプ」と呼ばれた、未曾有の流血を伴った戦いの真相に迫る。

■カラー企画

当世、川中島合戦記/伊豆 長浜城/乙型潜水艦/傭兵隊長ヴァレンシュタイン/ドイツ空軍の秘密部隊/I号、II号戦車/幕末の弾痕

■その他の記事

縁の下の技術開発『日本軍用機「脚」物語』/参謀本部が模索した『ドイツ装甲部隊「電撃戦」への道』/異形の翼『J7W1 震電』/戦国の傭兵『雑兵』/満州事変に呼応した『錦旗革命事件(前編)』/太平洋戦争初の玉砕『アッツ島攻防戦』/理想と利害の相克『国連誕生』ほか

■連載コミック

小林源文 ヴィットマン戦記1943 Act.3

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歴史群像 No.85 2007年10月号

歴史群像2007年10月号

定価(税込) 1000円

■ 第1特集

大日本帝国海軍、栄光の50年史
【八八艦隊への道】

幕末に揃えた少数の艦艇から出発した日本海軍は、限られた予算の中で苦闘しながらも日清・日露戦争を経て世界有数の海軍に成長した。そして「主力艦同士の砲戦による艦隊決戦」という戦術思想は、日露戦争の六六艦隊を経て、新造戦艦八隻・新造巡洋艦八隻の「八八艦隊構想」に結実する。戦艦を中心とした大艦隊が国力の象徴であった時代を振り返り、沿岸海軍から外洋艦隊へと登り詰めた日本海軍の成長の軌跡を追う。

■ 第2特集

東海経済圏を狙う西方作戦
【伊勢湾制圧! 今川帝国の野望】

桶狭間における今川義元の敗死は、一般に上洛途上の出来事とされるが、義元は本当に上洛を目的としていたのだろうか。この時期、すでに東海圏の経済大動脈たる東海道筋を掌握していた義元は、さらに西方の伊勢湾経済圏を狙っていた節がある。政戦略両面に長け、「海道一の弓取り」と讃えられた義元の西方進撃作戦を読み直す。

■ 第3特集

アメリカ南部を焦土と化した大機動戦
【シャーマン将軍、破壊の進撃】

南北戦争の後半、南部諸州を席巻した北軍シャーマンの進撃は、南部の経済拠点を壊滅させ、戦争の帰趨を決するほどの打撃を敵に与えた。アトランタ炎上に代表される焦土戦術、大西洋岸を目指して戦略機動を敢行した「海への進軍」など、シャーマンの手法は来るべき総力戦時代を予感させるものであった。未だに南部人の心に深い恨みを残す、その非情な作戦を詳述する。

■カラー企画

海底に眠る戦艦「陸奥」/肥後 田中城攻囲戦/重巡洋艦 利根/デハビランド・モスキート/アイラウのナポレオン/朝鮮戦争の空母作戦/9月2日の日本降伏

■その他の記事

最良の歩兵支援火器『THE 迫撃砲』/特命の奇襲作戦『伊号潜水艦、米本土を攻撃せよ』/前代未聞の爆撃計画『ジェリコー作戦』/幻のクーデター『錦旗革命事件(後編)』/晴嵐搭乗員『淺村敦インタビュー』/信濃惣大将『村上義清』/革命ハ可ナリ『明治11年竹橋事件』/インドネシア独立『ムルデカ』ほか

■連載コミック

小林源文 ヴィットマン戦記1943 Act.4

■ 特別付録

帝国海軍艦艇総覧<明治・大正編>

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歴史群像 No.86 2007年12月号

歴史群像2007年12月号

特別定価(税込)930円

■ 第1特集

日本機動艦隊を撃破せよ
【THE BATTLE OF MIDWAY】

雷撃か爆装か……日本海軍の混乱劇が多く語られるミッドウェイ海戦。だが、勝利した米軍にとっても限られた情報、少ない戦力に悩まされる中での戦いであった。真珠湾攻撃で戦力の多くを失っていたアメリカは、急遽再建した艦隊で、しかも錬度も経験値も充分とはいえない乗組員をもって、連戦連勝の日本艦隊に挑まねばならなかったのである。太平洋戦争の転換点となったミッドウェイ海戦の帰趨を、米軍側から描き直す。

■ 第2特集

戦国を駆け抜けた稀代の野戦指揮官
【後藤又兵衛一代記】

幼少より黒田家に仕え、朝鮮出兵、関ヶ原合戦といった大合戦に参加した後藤又兵衛。彼は知勇ともに優れた才を認められながらも、二度にわたり黒田家を出奔、後年は浪人生活を余儀なくされる。だが、大坂の陣が起きると豊臣方として参陣、指揮官として最後まで最前線にあった。戦国末期に登場した全く新しい武士であり、テクノクラートとして近代軍指揮官の先駆けといえる存在であった男の「常在戦場」の生き様を追う。

■ 第3特集

中国紅軍群雄伝
【人民解放軍創設史】

毛沢東ひきいる中国共産党は1949年、国共内戦に勝利し、中華人民共和国を成立させる。すなわち、今日の中国とは、人民解放軍が誕生させた国家でもあるのだ。清国滅亡以後、数十年にわたり軍閥が割拠していた中国大陸は、いかにして統一国家へと転換したのか。そして中国は、本当に統一国家に成りえたのか。個性豊かな登場人物とともに、人民解放軍を通して中国という国家の本質を探る。

■カラー企画

【新連載! 日の丸の翼】幻のゼロ『十五試練習用戦闘機』
戦国の長柄鑓/信濃 旭山城/民衆を導く自由/軍用飛行船/SBDドーントレス/ドイツ軍機関銃戦術

■その他の記事

独自開発への道『日本照準器開発史』/戦時国際法の祖『ハーグ陸戦条約』/挫折した総力戦体制の確立『大正期「帝国国防方針」の迷走』/特別鼎談『戦争の内なる疑問と向き合う等身大のアプローチ』/元・神雷部隊『田口清インタビュー』/戦わずして戦艦喪失『帝国海軍爆沈事件簿』/僧形の革命家が主導した『血盟団事件<前編>』/検証・帝国海軍の砲戦思想『アウトレンジ戦法に勝機はあったか』 ほか

■連載コミック

小林源文 ヴィットマン戦記1943 Act.5

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歴史群像 No.87 2008年2月号

歴史群像2008年2月号

特別定価(税込)1000円

■ 第1特集

独軍最後の西方攻勢を挫いた米軍の奮闘
【アルデンヌ1944】

ドイツ第三帝国との戦争はほぼ終結した…。1944年のクリスマス目前に米軍将兵たちはそう考えていた。その間隙を突くかのように開始されたドイツ軍の一大攻勢、いわゆる「バルジの戦い」を主に連合軍の視点から再検証しつつ、厳冬の欧州で繰り広げられたドイツ軍最後の攻勢が戦局に与えた影響を考察する。

■ 第2特集

浮上する“迂回奇襲”の可能性
【再考 桶狭間合戦】

奇襲か強襲か、迂回攻撃か正面突撃か…。織田信長の電撃的な襲撃と、総大将・今川義元の討死という劇的な結末のために、古今その勝敗の理由がさまざまに論じられてきた桶狭間合戦。その戦術・作戦についても未だ論争は尽きない。精緻な史料解読から桶狭間合戦を読み直し、あらたな仮説の提示を試みる。

■ 第3特集

国家改造を夢見た斉彬と久光
【「島津将軍」の野望はあったか!?】

幕末の動乱期を泳ぎ渡り、明治維新を成し遂げて天下を制した薩摩藩。他藩に例を見ない独自の戦略と、雄藩連合から一転、倒幕派の最右翼にのし上がった秘密は何か。そして隠然と囁かれ続けた“将軍の座への野望”とは…。西南の僻地から天下の桧舞台へ一気に躍り出た、幕末の雄・薩摩藩の謎に迫る。

■カラー企画

【新連載第二回! 日の丸の翼】陸軍雷撃隊出動『四式重爆撃機・飛龍』
発見! スペインに渡った秀吉の甲冑/尾張 桶狭間付城群/レンブラントの「夜警」/青島攻防戦/ものしり戦国王 見参 !!/ノモンハンを行く

■その他の記事

砲術と並ぶ水上戦の花形『日本水雷戦術発達史』/掘って籠もるは歩兵の本領『塹壕入門』/ドイツ本土防空の切り札『突撃飛行隊 シュトルムボック』/武装決起の頓挫と“一人一殺”の顛末『血盟団事件<後編>』/元・重巡洋艦「妙高」乗組員『三浦節インタビュー<前編>』/秀吉が見込んだ天下第三の漢『蒲生氏郷』/イスラムを理解した異色の十字軍指揮官『破門皇帝 フリードリヒ2世』/弾圧された中国の民主化運動『天安門事件』  ほか

■連載コミック

小林源文 ヴィットマン戦記1943 Act.6(最終回)

■別冊付録

ドイツ空軍戦闘機ガイド[1935-1945]