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スペンサー・カービン 操作と実射

「歴史群像」119号(2013年5月7日発売)に掲載しました「図解 幕末小銃事情に見るスペンサー銃」の連動企画として、スペンサー・カービンM1865の操作と実射の様子を動画で紹介します。
使用しているスペンサー・カービンは、イタリアのARMI社が現在製造している実銃のレプリカですが、外観はもちろんのこと操作方法や作動機構も忠実に再現されており、操作や実射の様子はオリジナルとほぼ変わりません。
NHKの大河ドラマ『八重の桜』で、綾瀬はるかさん演じる八重の愛銃として登場するスペンサー・カービンの操作と実射を動画でお楽しみください。

撮影・動画編集:キャプテン中井
文:歴史群像編集部 

スペンサー・カービンM1865のレプリカ銃。全長94cm、銃身長50.8cm、重量3675g。
  

レバーを下げた状態。レバーを操作して排莢、装填を行うレバー・アクション式の後装式連発銃である。

レプリカとオリジナルの大きな違いは使用する弾薬。レプリカでは信頼性が高いセンターファイア式の.56-50スペンサー弾(左)を使う。だが、装薬も黒色火薬を使用し、弾頭もオリジナルに近い重量となっている。オリジナルの.56-50スペンサー弾(右)は、薬莢底の縁を叩いて撃発するリムファイア式の弾薬だった。

レプリカはセンターファイア式の弾薬が撃てるように機関部の一部が改造(コンヴァージョン)されている。オリジナルでは、撃鉄がAを叩くとAが前進してリムファイア弾薬の縁を叩いて発砲に至るが、レプリカはAに撃針が連結されていて、Aが前進すると撃針も前進してBの穴からセンターファイア弾薬の雷管を突いて発砲に至る。このコンヴァージョン以外、レプリカはオリジナルを忠実に再現している。

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