雑誌歴史群像―次号制作進行中

No.158 (2019年12月号)

No.158は11月6日発売予定です。

現地取材で読み解くガダルカナル戦最大の悲劇(カラー企画・2019年10月28日)

太平洋戦争の帰趨を分けた激戦の地、ソロモンの要衝・ガダルカナル島。日米が繰り広げた幾多の戦いの中で、とりわけ悲劇的といわれるのが一木支隊の壊滅でした。カラー企画、「検証 地形から見たガダルカナル戦 一木支隊壊滅の真相」では、防大准教授・関口高史氏が現地を取材。「地形」という観点から、ドローン空撮画像とそれをもとにしたCGを駆使してこの戦いの疑問点、一個師団もの部隊を投入した米軍の意図、一木支隊の行動などの数多くの「なぜ」をひとつづつ検証していきます。

出る杭は――打たれども容易に引っ込まず?(特集・2019年10月25日)

戦線に「出っ張り」ができると、それを巡って激戦が繰り広げられる、という例は古今東西、様々な戦場で生起してきました。今回の特集記事「ルジェフ攻防戦1941~43」もまさに、そうした突出部を巡る攻防戦の一つ。ソ連の首都モスクワへと繋がる、ドイツにとっては手放したくない、ソ連にとっては危険極まりない「出っ張り」である古都・ルジェフ突出部を巡る攻防を追います。この突出部を巡って一年半に6回という激闘を演じた独ソ両軍の作戦、そしてその行方と影響を、図版を駆使して分析! 読み応えあります。

太平洋戦争を戦った日本海軍艦上機の姿を精密イラストで!
(カラー企画・2019年10月21日)

156号にて、「日本海軍艦上機発達史・前編」として、日本海軍の空母建造とともに始まった艦上機開発の第一号「十年式トリオ」から1930年代を代表する「九六式トリオ」の完成までを解説しましたが、今回はいよいよその後編として太平洋戦争を戦った機種を取り上げます。空母機動部隊同士の激戦、大規模な航空消耗戦の中で日本の艦上機はどのような発達を遂げていったのか? 前編でもお楽しみいただいた永井淳雄氏の精緻なイラスト共に、日本海軍の艦上機開発の歴史を紐解きます。

対戦車砲排除役として期待された“日本のⅣ号戦車”(日の丸の轍・2019年10月18日)

対戦車戦闘を担う中戦車(47ミリ砲装備)とペアを組み、戦車部隊の前進を妨げる対戦車砲を排除するので榴弾火力を重視――という火力支援用の戦車を日本陸軍の機甲科では「砲戦車」と呼びました。連載記事「日の丸の轍」が今回取り上げるのは、その役割からドイツのⅣ号戦車初期型(短砲身榴弾砲装備型)になぞらえられることもある二式砲戦車です。砲戦車といえば一式砲戦車では? と思われる方もいるかもしれません。その疑問はぜひ記事で。155号をお持ちの方は、「一式七糎半自走砲」の記事と併せてお読みいただければ、より深く楽しんでいただけるでしょう。

牛から真珠への華麗(?)なる転身(蒼空の記憶・2019年10月14日)

連載記事「蒼空の記憶」の今回のテーマは、アメリカ海軍艦上戦闘機・ブリュースターF2A。全金属・単葉・引き込み脚という近代的艦戦の要件を満たしていたのに、なぜ競争試作でライバルのグラマンF4Fに主役の座を奪われてしまったのか? また、太平洋戦争が始まると販売先のイギリス軍では日本陸海軍の戦闘機に「ボコボコ」にされたのに、フィンランドではソ連軍機を墜としまくり、「空の真珠」とまで呼ばれたのはなぜなのか。「バッファロー(アメリカ水牛)」と名付けられたちょっと太めの戦闘機の実像に迫る。山下敦史氏の彩色にもぜひ注目を!
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