●観閲式とは?
観閲式は、自衛隊の最高指揮官である内閣総理大臣、防衛大臣(以前は防衛庁長官)が部隊と装備の観閲を行う式典で、自衛隊の創設を記念して行われる定例行事です。海上自衛隊の観艦式、航空自衛隊の航空観閲式、陸海上自衛隊の観閲式(中央観閲式)が3年ごとに交替で行われます。付録の映像は平成19年に行われたものです。部隊や装備を見る機会としては、例年の基地祭のほか総合火力演習などがありますが、それらに比べると観閲式は一般の観覧人数を抑えていることもあり、見るチャンスは限られているようです。
●新装備も登場する展示行進
式典の見所はいっぱいありますが、目玉はなんといっても受閲部隊と装備の行進でしょう。毎回新しい装備に注目が集まりますが、今回は配備が始まったM24狙撃銃が目を引きました。部隊行進には陸上自衛隊以外にも海上自衛隊、航空自衛隊に加え、防衛大学校の生徒も参加。装備も、航空自衛隊、海上自衛隊の航空機などが参加します。付録DVDでは、これらの式典を30分に編集しました。