雑誌 歴史群像

雑誌『歴史群像』は、1992年6月に創刊されました。当時は「人物・戦い・事件」の検証がテーマの総合歴史雑誌でスタートしましたが、読者の人気の高い「戦い」を中心にした編集方針へとシフト。現在は「ミリタリー・戦史Magazine」に生まれ変わりました。

人類の歴史は戦争の歴史でもあり、そこには多くのドラマと学ぶべき教訓があります。これからも戦史をもとに、さらに興味ぶかい誌面づくりを目指します。



歴史群像
2026年8月号
(No.198)
7月6日発売!

歴史群像2026年8月号

特別定価:
1,350円(税込)

 

 

 


             

~~今号の内容~~


【2大付録】 特大ポスター 

表面 帝国陸軍兵器大画報

裏面 昭和五年秋 於大阪湾神戸沖
   海軍特別大演習観艦式艦列図

第一特集 

あらためて読む いま一度検証する勝敗の分岐点と時の運
●ミッドウェー海戦

"島を獲れ、出てきたら空母も潰"とする日本の意図に対し、合理的かつ挑戦的な防衛プランの下、島を守り、日本空母部隊を壊滅させたアメリカ海軍。繰り返し語られてきたこのテーマを、日本側の作戦成立過程、アメリカの精緻な防衛構想、双方からつぶさに読み直す。

第二特集

"九州の一物"
●立花宗茂の生涯

大友家の家臣として生まれ、豊臣政権のもとで独立するも関ヶ原合戦で改易となったが、復活をとげた生涯を追っていく。

第三特集

ジェット機の黎明に勃発した空の戦いの実態
●朝鮮戦争航空戦

第二次世界大戦後、各国の空軍ではジェット機とレシプロ機が混用されていた。こうした状況下で勃発した朝鮮戦争は両者が戦場を乱舞する技術的過渡期の戦いとなった。冷戦期の“ホット・ウォー”での空の戦いの実相を追う。

カラー企画

【縦横無尽! 世界戦史】
非線形戦の時代~イラン、ウクライナ、そしてドローン戦の彼方
【その2】SoS(システム・オブ・システムズ)の勃興

「1パイントの汗は1ガロンの出血を減らす」というパットンの格言を、NATOは忘れ去っていた。彼らにそれを思い出させたのは、ウクライナ人が血で贖あがなって学んだ新しいやり方であった。ウクライナ軍のドローン戦の本質と実態に迫る。


徳丸原砲術演練
高島秋帆と高島流砲術高島秋帆が行った洋式砲術の公開演習

天保12年(1841)5月9日、江戸郊外・徳丸原。高島秋帆とその門弟により西洋式砲術・銃陣の公開演習が行われた。幕府や各藩が西洋式砲術を導入する画期となった調練の内容を詳解する。


新連載スタート!
図解 軍艦のメカニズム
 [第1章] 船体  第1回  艦橋と檣楼①

軍艦の各部のメカニズムと機能をわかりやすく図解するカラー新連載がスタート! 第二次世界大戦時の戦艦の艦上にそびえる高層の構造物造物は「艦橋」なのか「前檣」なのか? 第一回は、「艦橋と檣楼」をテーマに、素朴なギモンを懇切丁寧にイラスト共に解説する。


イラスト復元でよみがえる日本の城
【山城】聚楽第
関白秀吉"幻の屋敷"の真の姿とは?

秀吉の京都屋敷として平安宮跡に築いた絢爛たる巨大城郭ながら、わずか8年で失われた聚楽第。今やまったく痕跡を残さないこの宮殿にはどんな構造でどんな建物が建っていたのか。発掘調査と最新研究を踏まえてその姿に迫る。

検証/ドキュメント

史料に記された戦国合戦の兵力数を考える
【前編】『信長公記』の兵力記載

戦国合戦における軍勢の数は記事や書籍によってその数が異なる場合も少なくない。歴史書にある兵力数の記載はどの程度の信憑性があるのか、また何を根拠にしてきたのか。前編では信長研究の基本史料である『信長公記』を中心に検討する。


東部戦線のパルチザン戦
軍・民から冷遇された非正規部隊の実相

西部戦線のレジスタンスに向けられる賞賛的視線とは対照的に、戦争初期から戦後に至るまで常に嫌疑を受け、忌み遠ざけられた戦士らの哀しき戦い。


高島秋帆と高島流砲術
【前編】「火技之中興洋兵之開祖」の前半生と西洋砲術の発展

西洋の砲術・技術を導入し、日本初の公開洋式砲術演練を行った高島流砲術の創始者、高島秋帆。幕末日本の軍事に大きな影響を与えた砲術家の前半生をたどりながら日本における西洋砲術の導入と発展を概観する。


石油をめぐる戦争
戦略的な資源が生んだ争いの構図を読む

経済の発展に寄与するだけでなく、軍事的にも重要なエネルギー資源である石油。
20世紀以降、その確保を巡って生起した主な戦争や紛争を解説する。


知られざる日露「国境」紛争【後編】
ゴローニン事件
日露双方の誤解が生んだ外交危機と「緊張緩和」

文化3年(1806)9月、フヴォストフ中尉率いるロシア艦船がカラフトを襲撃。翌年にはエトロフ・リシリ沖に襲撃事件は拡大する。威信失墜を恐れる徳川幕府が主戦論と交易許可論で揺れ動くなか、クナシリでゴロヴニン海軍少佐が捕縛される事件が勃発し、日露両国の緊張関係は一触即発ともいえる状況にエスカレートしていく。こうした未曽有の日露両国の「準戦争状態」はいかに収束したのか。外交危機から緊張緩和(デタント)に向かうまでの日露外交を概観する。


歴群シネマガイド
太平洋戦争の地上戦を描いた日米の映画
両軍将兵が体験した戦場の地獄

太平洋戦争後半における日米の島嶼戦も、戦争映画の題材として何度も取り上げられてきた。日米両軍の将兵たちが体験した"地獄"は、話者の視点、製作年代によってさまざまな顔を見せる。


[連載]西洋戦史研究 ナポレオン戦争
1813年ドイツ戦役[第8回]
秋期戦役の始まり

フランス軍が対仏同盟軍に勝利したリュッツェンとバウツェンにおける2回の会戦ののち、両軍は休戦に入った。中立を保っていたオーストリアの動き、また両軍の態勢立て直し等々、休戦の間に状況は刻々と変化していく―。

カラー連載

【日の丸の轍】機械化した砲兵隊の目
一〇〇式観測挺進車


【蒼空の記憶】祖国の夜空を守った暗闇の守護神
メッサーシュミットBf110 夜間戦闘機型


【戦士の食卓】名将が若き日に食したアメリカ海軍のスープ
スープ


【迷宮歴史倶楽部】
掩体ふたたび・高知前浜掩体群①
(絵・文=モリナガ・ヨウ)

COMIC

神聖ローマ帝国 三十年戦争(宮下英樹)
[第二章] 野性の公爵〈第二十四話〉梟雄の名

■ 連載コラム

・日本100名城と武将たち 小牧山城×丹羽長秀
・負けじ魂、これぞ船乗り
・信長の独断

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