戦前・戦中の日本で生まれたクルマたちを徹底図解
『日の丸の轍』
文・監修:古峰文三/イラストレーション:上田信
戦車、装甲車、トラックから鉄道車両、オートバイ、リヤカーまで!
モータリゼーション黎明期の戦前・戦中日本で生まれたクルマたちの 開発・特徴・活動を再現イラストとともに徹底図解!
■本書の内容
本書は以下の5章から構成されています。
●第1章 機動戦に向けて
九五式軽戦車、九四式三十七粍砲機動運搬車、二式砲戦車、マークⅣ戦車、一式七糎半自走砲(ホニⅠ)、超重戦車オイ車、九四式軽装甲車、九六式装甲作業機、装甲兵車
●第2章 対戦車戦を担う
M3軽戦車、一式中戦車、七糎半対戦車砲、60式自走106mm無反動砲
●第3章 モータリゼーションの黎明
九四式六輪自動貨車、フォードトラック、T・G・E・-L型トラック、御料自動車、「アツタ」號、シトロエン装軌自動車、九五式小型乗用自動車(くろがね四起)
●第4章 鉄路の挑戦
戦時形蒸気機関車、B20形蒸気機関車、試製九四式装甲列車、満鉄「あじあ」号、チキ1500形貨車
●第5章 陰の功労者たち
リヤカー、猫車、軍用自転車
再現情景イラストはミリタリーイラストの第一人者の一人、上田信氏、解説と監修は航空史・軍事史・機械工業史研究家の古峰文三氏が担当。2車種をのぞくすべてのクルマについて、三面図を掲載。
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新たな艦艇像を提示する画期的論集!
『日本海軍艦艇論』
大塚好古・著
「艦種別通史」「著名艦・型別分析」の2部構成に、特別記事「日本海軍 戦艦運用マニュアル」を加えた立体的かつ網羅的構成!
第1章「艦種別通史」では戦艦、空母、巡洋艦、駆逐艦、潜水艦という艦種ごとに、その誕生からいかなる変遷を遂げて太平洋戦争の終戦までに至ったかが論じられる(巡洋艦のみ、太平洋戦争期限定)。
第2章「著名艦・型別分析」では、戦艦『大和』『金剛』、空母『赤城』『加賀』、妙高型重巡洋艦という著名な艦または型が、どのようなニーズから、いかに開発されたのかを論じられる。
特別記事「日本海軍 戦艦運用マニュアル」は、日本海軍が、アメリカ海軍部隊との艦隊決戦において、戦艦をどのように用いようと考えていたのかを具体的に紹介(個々の戦艦が狙う敵艦の決め方、艦隊の隊形、主砲の射撃手順、観測機の用法など)。
このような構成により、日本海軍が整備し装備した主要な艦艇について 網羅的に理解することができます。
■本書の内容
【第一章 艦種別通史】
日本海軍戦艦史 列強の建艦思想に追従するも、国力の限界に阻まれた残心の軌跡
日露戦争後までの主力艦建造/『ドレッドノート』登場の衝撃/八八艦隊整備の夢/ワシントン・ロンドン条約下での戦艦兵力整備/新型戦艦の整備と夢の崩壊
日本海軍空母史 「決戦兵力」整備への道のりとその結果
英海軍の模倣から始まった日本海軍の空母戦力整備/太平洋戦争開戦後の空母整備/技術面・運用面からの大戦時の日本空母
日本海軍巡洋艦史(太平洋戦争期) 戦闘艦の中核に至る系譜と整備計画
日露戦争後までの主力艦建造/大型にシフトする巡洋艦/列強に抜きん出た日本巡洋艦/太平洋戦争に向けて
日本海軍駆逐艦史 「最強水雷戦隊」構築へ至る模索と苦闘
日本駆逐艦の草創期/駆逐艦の新時代/日本駆逐艦、試練の時/対米戦に向けて/太平洋戦争時の日本駆逐艦
日本海軍潜水艦史 対米戦に至って問われたその技術的真価
第一次大戦までの日本潜水艦/第一次大戦後の日本潜水艦の発達/太平洋戦争期の日本潜水艦
写真を読む 友鶴事件 艦艇保有量の制限がもたらした未曾有の海難事故
【第二章 著名艦・型別分析】
戦艦『大和』建造への道 巨艦竣工をなしとげた技術者たちの挑戦
「八八艦隊計画」後期の戦艦整備/『金剛』代艦の整備計画/新たな「高速戦艦」の要求/『大和』に至る「重高速戦艦」/大和型の設計完成まで/大和型戦艦の建造と竣工
戦艦『金剛』の生涯 巡洋戦艦から戦艦、そして高速戦艦へ
『金剛』建造の背景/太平洋戦争までの『金剛』/太平洋戦争時の『金剛』
徹底解剖・空母『赤城』 栄光の第一航空艦隊旗艦
巡洋戦艦から空母へ/さまざまな問題点と昭和の大改装/栄光に包まれた艦隊
『加賀』出撃す 空母打撃力構築に向けた日本海軍“先駆者”の戦い
揺籃期の海軍航空と『加賀』/『加賀』の初陣/第二次改装で近代化を遂げる/実戦経験を重ねた日中戦争/『加賀』搭載機の変遷/最強日本空母部隊の立役者
妙高型重巡激闘録 縦横無尽に活躍した“四姉妹”の誕生と戦い
「重巡洋艦」という軍艦の成立/日米開戦までの各艦の行動と履歴/南方進攻作戦における妙高型の戦い/『妙高』型の主砲
大戦中盤における各艦の活動/決戦に赴く四姉妹/米巡洋艦との居住性の比較/終末に向かうそれぞれの足取り
日本海軍艦載レーダー開発史 性能向上への努力と蹉跌
日本海軍戦艦運用マニュアル 艦隊決戦の主役は如何に戦うべきか
日本海軍の決戦兵力/第一艦隊の中核艦・長門型戦艦/艦隊決戦時の戦艦運用法/艦隊決戦構想の崩壊/決戦はなぜ生起しなかったか
本文の理解が深まる写真、図、表を計290点掲載!
本書には本文の理解を助けるため、日本海軍艦艇の写真165点、側面図、上面図などの艦型図約70点、海戦図などの地図と表45点を含む、図版計290点を掲載。
また、「平賀譲~頑固一徹な?軍艦設計の神様?」「『加賀』搭載機の変遷」などのミニコラムも7本掲載。
日本海軍艦艇のファンだけでなく入門者にとっても必読の1冊!
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城郭イラストの第一人者の最新イラスト集
『ワイド&パノラマ 鳥瞰・復元イラスト 合戦の城』
香川元太郎・イラスト
城郭イラストの第一人者が研究家たちとよみがえらせた
変わりゆく城の姿!
弥生時代から幕末まで――
『歴史群像』と自治体描き下ろしの知られざる城郭イラストや、誰もが知る名城天守の断面・透視イラストを、細部までよくわかるA3サイズで大きく掲載。
その城を知り尽くした第一線の研究家たちによる簡潔な解説つき。
■本書の内容
折込掲載の城
【陸奥】弘前城、【陸奥】厨川柵、【陸奥】仙台城 本丸御殿、【武蔵】鉢形城と荒川の支城網、【武蔵】江戸城(北条時代末期)、江戸城 本丸と二の丸(寛永期)、江戸城 寛永期天守(断面)、【相模】鎌倉、【相模】衣笠城合戦、【信濃】上田城と周辺、【信濃】松本城、【信濃】真田本城、【信濃】林城、【信濃】小諸城、【飛騨】高山城 本丸御殿(透視)、【飛驒】小鷹利城(三木氏時代)、【美濃】大垣城 天守(断面)、【美濃】岩村城下、【美濃】岩村城、【美濃】松尾山城、【美濃】岐阜城 山上曲輪、【美濃】大桑城、【美濃】菩提山城、【駿河】今川義元館、【駿河】賤機山城、【遠江】掛川城攻め付城群、【遠江】久野城、【三河】岩略寺城、【三河】船形山城、【三河】上ノ郷城、【三河】長篠城、【尾張】勝幡城、【尾張】小牧山城、【近江】虎御前山砦、【山城】北白川城塞群、【山城】旧二条城、二条城(慶長期)、山科本願寺、大坂城(寛永期)、【摂津】尼崎城、【摂津】尼崎城 天守、【摂津】高槻城(織豊期)、【大和】信貴山城、【播磨】姫路城 天守(断面)、【播磨】姫路城、【因幡】若桜鬼ヶ城、【伯耆】羽衣石城陣城群、【出雲】松江城、【出雲】月山富田城(尼子時代)、【石見】三宅御土居、【備前】岡山城、【備中】高松城、【備後】福山城、【安芸】広島城、【阿波】勝瑞城、【阿波】一宮城、【伊予】世田山城の戦い、【伊予】湯築城(初期)、【伊予】湯築城(戦国末期)、【伊予】湊山城の戦い、【伊予】宮窪城、【豊前】小倉城、【豊前】松山城、【豊後】佐伯城(創建時)、【豊後】佐伯城(江戸時代中期 1740年頃)、【肥後】熊本城 本丸 大小天守、吉野ケ里遺跡、【琉球王国】中城グスク(南西から)、【琉球王国】中城グスク(北東から)、山城模式図、その他に天守・櫓なども掲載。
※すべて『ワイド&パノラマ 鳥瞰・復元イラスト 日本の城』『ワイド&パノラマ 鳥瞰・復元イラスト 戦国の城』未掲載のイラストです。
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No.1戦国武将ばかりを集めた最強の歴史児童書
『歴史がわかる! 戦国武将No.1図鑑』
小和田哲男・監修/かみゆ歴史編集部・編著
スゴイからヤバイまでNo.1が大集結!
華麗なビジュアルと写真・図版満載で、戦国武将たちの本当のスゴさを紹介する“最強の武将図鑑”が登場!
「最強の猛将」「戦国の革新者」「人材発掘名人」などの誰もが認めるスゴイNo.1から、「かぶき者」「奇跡の復活」「大器晩成」などの知っていると自慢できるNo.1や、「裏切り者」「エピソード盛られすぎ」「ヤンデレ」などのちょっとヤバイNo.1までを、No.1の理由とともに詳しく解説!
■本書の内容
・時代の流れがよくわかる! 戦国大パノラマチャート
・No.1戦国武将はどこで生まれたの?
■第1章 戦国10大覇者のNo.1
革新者/大出世/オシャレ/人材発掘名人/遠征大好き武将など
■第2章 戦国重大事件にまつわるNo.1
裏切り/ジャイアントキリング/あきらめない男/評価変わりすぎ/信用ならない男など
■第3章 戦国時代を勝ちぬいたNo.1の才能
奇跡の復活/怪力/親子鷹/主従のきずな/大器晩成など
■第4章 戦国No.1の趣味や性格
熱い友情/おしどり夫婦/縁の下の力持ち/かぶき者/イケメンなど
■第5章 武勇伝? 黒歴史? ちょっと残念なNo.1
仲の悪い親子/エピソード盛られすぎ/史実とほぼ別人/ドケチ/ヤンデレ/猪突猛進すぎるなど
・戦国No.1写真館 甲冑編・城編
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日本海軍艦艇を知るための最強の1冊!
『超ワイド&精密図解 日本海軍艦艇図鑑 増補版』
歴史群像編集部・編
大迫力の折込をなんと46面も掲載!日本海軍艦艇図鑑の決定版の「増補版」が登場
太平洋戦史シリーズ約70冊ほか、歴史群像編集部が30年にわたり刊行してきた戦史・艦艇関連ムックから素材を厳選、新規素材も加えて構成し、ロングセラーとなった『超ワイド&精密図解 日本海軍艦艇図鑑』が、新たに「支援艦艇および特務艦・特設艦船」の章(24ページ)を加えてパワーアップした増補版として発売!
本書の最大の売りは、精密艦艇イラスト、精密スケールモデル、艦種別詳細発達チャートなど、質の高いカラービジュアルを載せた、迫力満点の特大折込。今回の増補版ではこの特大折込を46面掲載している。
艦種別にカラー折込と解説記事で構成した、見て・読んで理解できる図鑑(太字)
本書は、1)戦艦、2)空母、3)重巡、4)軽巡・駆逐艦、5)潜水艦の5章に、今回あらたに「支援艦艇および特務艦・特設艦船」の1章を加え、全6章の構成。それぞれの章は、それぞれの章に関係する上記のカラー特大折込と、2色刷りの解説・分析記事から構成されています。そのため、折込で「見る」、記事で「読む」ことで日本海軍艦艇が理解できる図鑑となっている。
歴史群像編集部が30年にわたり刊行してきた関連書から厳選した上質の記事・イラストのみで構成(太字)
収録されているイラストや記事は、「太平洋戦史シリーズ」約70巻を中心に、30年の歴史を持つ「歴史群像」の日本海軍艦艇関連本や「歴史群像」本誌から選び抜いたもの。艦艇の種類や主砲の発射手順、陣形など、基礎的な知識をしっかりと得られる記事を多数収録しているため、入門書としても読め、知識のレベルにかかわらず、日本海軍艦艇に興味をお持ちの方必携の1冊となっている。ぜひいちど書店の店頭などで、現物を手にして、迫力の折込を広げて頂きその迫力を、また、解説記事の質の高さを実感してみてください。
■本書の内容
開戦時の連合艦隊/太平洋戦争時の日本軍艦
【戦艦】
[折込大型イラスト]大和/[折込大型チャート]日本戦艦の発達・系譜/[折込大型イラスト]長門/[折込大型イラスト]比叡/[記事]「長門」型41センチ主砲の発射手順/[折込大型イラスト]日向/[折込大型イラスト]扶桑/[折込復元資料]各種抱用弾丸の種類名称および色別/[記事]日本戦艦の砲戦術概要
【空母】
[折込大型イラスト]赤城/[折込大型チャート]日本空母の発達・系譜/[描きおろしイラスト]龍驤/[折込CG艦内解剖]飛龍/[描きおろしイラスト]蒼龍/[折込大型イラスト]加賀/[折込大型イラスト]瑞鶴/[記事]飛行甲板の艤装と発着艦装置/[図説]空母の飛行甲板運用/[図説]急降下爆撃と雷撃/[折込CG比較]日本空母の飛行甲板比較/[折込精密スケールモデル写真]大鳳/[記事]太平洋戦争における日本空母の陣形
【重巡】
[折込精密スケールモデル写真]古鷹/[折込大型イラスト]青葉/[折込大型写真]足柄/[折込大型チャート]日本巡洋艦の発達・系譜/[折込大型イラスト]鳥海/[折込大型イラスト]熊野/[記事]゛重巡洋艦"の起源/[図説]日・米・英の〈代表的〉条約型巡洋艦/[記事]『最上』型巡洋艦の主砲/[描きおろし大型イラスト]筑摩/[折込精密スケールモデル写真]利根
【軽巡・駆逐艦】
[描きおろし大型イラスト]川内/[折込大型イラスト]五十鈴/[折込大型イラスト]北上/[折込精密スケールモデル写真]秋月/[折込大型チャート]日本水雷艦艇の発達・系譜(1)/[記事]水雷戦隊の編隊機動と雷撃法/[描きおろしイラスト]大淀/[描きおろしイラスト]阿賀野/[描きおろしイラスト]陽炎/[折込精密スケールモデル写真]潮/[折込図説]特型駆逐艦の戦時兵装増備/[折込大型チャート]日本水雷艦艇の発達・系譜(2)/[折込精密スケールモデル写真]欅/[折込精密スケールモデル写真]初桜/[折込イラスト]島風/[折込図説]九三式魚雷の構造
【潜水艦】
[記事]潜水艦解体新書/[折込精密スケールモデル写真]伊一八〇/[折込CG艦内解剖]伊五三/[折込精密スケールモデル写真]伊一九/[折込イラスト]伊四〇〇/[折込大型チャート]日本潜水艦の発達・系譜/[図説]大鯨/[図説]伊三五一/[図説]丁型
【支援艦艇および特務艦・特設艦船】
[解説]その他の支援的艦艇/[折込イラスト]特務艦艇・特設艦船/[折込イラスト]その他の支援的艦艇/[折込イラスト]特務艦・特設艦船/[折込大型イラスト]間宮/[折込CG模型図・断面図と写真構成]給糧艦『間宮』/[記事]給糧艦『間宮』/[解説]未成巡洋戦艦『天城』の艦形/超甲巡について/戦後を支えた旧海軍艦艇
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混沌のウクライナ戦争の姿を可視化させた画期的論考!
『ウクライナ戦争の正体』
有坂純・著
いまだ実態が見えにくいウクライナ戦争
「なぜ、ウクライナは多くの専門家が予測したように開戦から数日間で崩壊しなかったのか?」「なぜ、国力と戦力に優るはずのロシア軍はこれほどまで「弱い」のか?」「なぜ、先進的な兵器が投入されているのに第一次大戦のような塹壕戦となっているのか?」、そして「なぜ、この戦争はいつまでも終わらないのか?」……。
2022年2月の開戦以来、ウクライナ戦争についてさまざまな疑問が呈されてきた。しかし、これらに対する答えはニュースの断片的な情報をかき集めても得られないだろう。断片はいくら集めても断片でしかないからだ。さらにはフェイクニュースや情報統制による情報の少なさも、この戦争の実態を分かりにくくしている。そして依然としてウクライナ戦争は「不可解な戦争」であり続けている。
軍事史の知見を用いてウクライナ戦争の実際の姿を立ち上がらせる
では、ウクライナ戦争に関するこうした疑問の答えはどうすれば手に入るのか。そのもっとも確実な方法は、過去から現代にいたるまでのさまざまな戦争・紛争についての研究、つまり軍事史学の知見を当てはめて考察することだ。戦争は個別具体的である反面、戦争としての共通性をもっている。そのため、古今東西の様々な戦争・紛争を扱う軍事史学の知見をウクライナ戦争に当てはめて考察すれば、戦争の背後にあるものを類推し見通すことができる。著名な軍事思想家のクラウゼヴィッツが言っているように、戦争の形はさまざまだが、人間が戦争を行っている限り、その本質は変わらないからだ。この作業を行い、ウクライナ戦争の実際の姿に迫ろうというのが本書『ウクライナ戦争の正体~軍事史から読み解く「不可解な戦争」』の狙いである。
著者はゲームデザイナーを兼業する軍事史家
著者の有坂純氏は軍事史家であると同時にコンピュータゲームのデザイナーでもあり軍事をテーマとしたゲームも作っている。実はゲームと軍事研究は切っても切れない関係にある。戦争という複雑な営為を理解し予測するには単純なモデルに落とし込んで分析する必要があり、たとえばチェスなどのボードゲームはそもそもそうした目的のために生まれたものだ。現在の軍隊で作戦や戦闘のシミュレーションにゲームが用いられているのもそのためだ。戦争や戦いの分析にはゲーム的なものの見方が求めらるのである。つまり、ゲームのデザインとは、対象としている物事をモデリングする作業でもあるのだ。
それに熟達した著者が複雑で意外な様相を見せるウクライナ戦争を捉えたらどのように説明しうるのか、それを行っているのが本書なのである。たとえば本書の第2章「「特別軍事作戦」のモデリング」ではビジネスの世界でも知られているランチェスタ・モデルを用いて、開戦と同時に始まったロシア軍の侵攻(プーチンが言うところの「特別軍事作戦」)がなぜ失敗したのかを、両軍の兵力と部隊の強さなどからわかりやすくを考察しているが、これがまさしくモデルによる戦争の分析に当たる。
開戦からもうじき3年を迎えるウクライナ戦争。混沌としてとらえどころがないように見えるが、ゲームデザイナーでもある軍事史家の書いた本書をよめば、前線で、また両軍の中枢で、どのようなことが行われているか、なぜそうなっているか、見通す視座を得ることができるだろう。
■本書の内容
【第1章】よみがえった通常戦
起こらなかった二つの侵略/銀の弾の幻想/紀律化された戦争/集中と経済/灰の中から/軍神は貪る/「これが本物だ」/DELTAの世界
【第2章】「特別軍事作戦」のモデリング
なぜ戦闘モデリングなのか?/二〇二二年春季攻勢/総崩れ/戦術としての戦争犯罪/内線作戦/悪い土地/HIMARS! HIMARS!/肉挽き器の数理/航空優勢
【第3章】何が戦いを支配するのか
プーチン・ロシアの黙示録の四騎士/強さの弱さ/概念の戦い/非線形ヘラクレス/軍政/情報/作戦/火力支援/兵站/指揮統制/縛られたネプトゥヌス
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透視 ・パノラマ ・場面の3種イラストによる日本史図鑑
『まる見え!日本史超図鑑』
歴史群像編集部・編
理解を深める3種類の再現イラスト!
本書では全60のテーマが、①中まで見える「透視イラスト」、②空から見た状態で描かれた「パノラマイラスト」、③その場にいるかのような臨場感あふれる「場面イラスト」のいずれかの方法で描かれている。
「忍者屋敷」は透視イラストで描かれ、いろんな仕掛けがあることがとてもよく理解できる。「平安京」はパノラマイラストで、平安京が置かれた地形と主要な建物の配置、その広大さがわかる。「桜田門外の変」は場面イラストのため、井伊直弼の行列が江戸城外のどのあたりでどのように襲われたかが、事件を目撃していたかのように見て取れる。
本書のイラストを描いているのはいずれも歴史再現イラストの第一人者ばかり。ベストセラー「迷路絵本」の香川元太郎さん、鳥瞰イラストの第一人者・黒澤達矢さん、軍装などのイラストでも名高い中西立太さん、船のイラストの第一人者・谷井建三さんほか、計7人の名手たちのイラストで構成している。
■本書の内容
日本史大年表
【縄文時代】三内丸山遺跡
【弥生時代】環濠集落
【古墳時代】五色塚古墳
【奈良時代】東大寺大仏/遣唐使船
【平安時代】平安京/天皇の一日/密教の儀式/寝殿造/奥州平泉
【鎌倉時代】中世の鎌倉/鎌倉武士の屋敷/蒙古襲来/千早城の戦い
【室町時代】東山殿/琉球王国の那覇港
【戦国時代】中世の市場/戦国の山城/忍者屋敷/戦国の軍隊
【安土桃山時代】長篠の戦い/安土城/信長の馬揃え/本能寺の変/小田原攻め/水軍の軍船/石見銀山/関ヶ原の戦い
【江戸時代】城の築造/二条城(二の丸御殿)/姫路城天守/真田丸/江戸城/大奥の生活/大名屋敷/参勤交代/長崎の出島/宿場町/江戸の河岸/町火消/湯屋(風呂屋)/江戸の長屋/歌舞伎小屋/黒船来航/品川台場/桜田門外の変/池田屋事件/上野戦争
【明治時代】五稜郭/文明開化/田原坂の戦い/鹿鳴館/二〇三高地の戦い
【大正時代】モダンな文化住宅
【昭和時代】戦艦大和/戦後の日本/軍艦島/東京オリンピック/団地の生活/原宿のホコ天
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「ヨーロッパの戦国」を描く歴史大河コミック!
『神聖ローマ帝国 三十年戦争 (1)』
宮下英樹・著
「歴史群像」大好評連載コミック、単行本化!
17世紀初頭、今のドイツ、オーストリアを含むヨーロッパの中央部を支配していたのが神聖ローマ帝国だ。帝国とはいえその実態は独立性の高い小さな領邦がモザイク状に寄り集まったもので、しかも前世紀以来の旧教(カトリック)派と新教(プロテスタント)派の対立がくすぶっており、両者の対立はわずかなきっかけでも暴発しかねない状況だった。
そんなある日、今のチェコの一部であるボヘミアで、ある事件が起きた。旧教派の王に弾圧されていた新教派の民衆が城に押し寄せ、王の家臣を窓から放り投げたのだ。新教派の不満は一気に反乱へと発展、ボヘミア王も鎮圧のために軍を動かし、両派の対立は軍事的衝突へと向かっていく。のちに「三十年戦争」と呼ばれ、ドイツの人口が3分の2に減ってしまうことになる恐るべき戦争はこうして始まった…。
■第一部の主人公、フリードリヒ五世とは?
この反乱を見て動き出したのが、本作第一部の主人公、ドイツ南東部のファルツの領主、フリードリヒ五世。新教派の有力諸侯のひとりで、本作では容姿端麗、乗馬にフェンシングと何でもこなし、領国統治にもそつがなく、妻は大国イングランドの王女という完全無欠の男として登場する。
フリードリヒは、かねてから新旧両派の対立を憂えており、なんとか両者の対立を終わらせたいとの理想を持っていた。そしてボヘミアでの反乱を知るや、ある驚くべきプランを実行すべく、突如、行動を開始する…。そのプランとはいったい何なのか? そして、彼の挑戦の行方とは?
■個性的な人物が次々と登場する群像絵巻!
とにかく登場人物たちが個性的なのが宮下ワールドの魅力のひとつ。本作でもフリードリヒをはじめ、そのライバルのボヘミア王フェルディナント、抜け目のない傭兵隊長マンスフェルトなど、癖の強い人物が次々に登場、熾烈な駆け引きを繰り広げつつ、ついには軍事的決戦へと突き進んでいく。
本作は、歴史を知らなくても楽しめる群像劇なので、歴史が苦手な方もぜひ読んでみてほしい。この第一巻には、巻末に「特別講座 神聖ローマ帝国とは何か」と「特典 宮下英樹インタビュー」も収録。背景を理解して読めばより楽しめるはずだ。
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全国の名城から真の見どころを厳選したガイドブック
『オールカラー 日本の城を極める』
加藤理文/中井均・著
城郭研究歴50年超にして、全国の城の発掘調査研究に携わり、お城イベントにも多数登壇。お城ファンのみならず、『歴史群像』の「戦国の城」でもおなじみで専門家からの信頼も篤い人気の城郭研究家二人による、城の本質が面白いほどよくわかる本が、オールカラーで登場!
天守や櫓、城門などの建築物(作事)から石垣や土塁、堀の土木工事(普請)まで、城を構成するパーツとその役割、それらの組み合わせの工夫と妙を、全国の名城の見どころから詳しく説明。作事と普請の双方から、近世城郭の真の魅力に迫ります。
また、280点超におよぶ著者撮影の写真や図版の詳細解説は、お城初心者だけでなく、中級者や上級者にも新たなお城の見方や発見をもたらす、まさに日本の城を極めるための一冊。巻末の特別対談は、国宝天守に上らない彦根城案内。いますぐ彦根城に行きたくなること必至の面白さです!
■本書の主な内容
戦う天守 天守①国宝五城 (中井 均)
見せる天守 天守②重要文化財(加藤理文)
復古と装飾の天守 天守③(中井 均)
焼失した天守 天守④(加藤理文)
廃城・解体された天守 天守⑤(中井 均)
天守代用御三階 櫓①(加藤理文)
三重櫓 櫓②(中井 均)
二重櫓 櫓③(加藤理文)
平櫓・多門櫓 櫓④(中井 均)
櫓門 城門①(加藤理文)
高麗門・薬医門・埋門 城門②(中井 均)
御殿――構造と役割 御殿①(加藤理文)
御殿 御殿②(中井 均)
塀――土塀・板塀・築地塀・練塀(加藤理文)
蔵・厩(中井 均)
井戸・井戸屋形(加藤理文)
狭間・石落(中井 均)
橋・番所(加藤理文)
刻印 石垣①(中井 均)
石垣構築技術の普及 石垣②(加藤理文)
土塁(中井 均)
水堀 堀①(加藤理文)
空堀 堀②(中井 均)
復元された城(加藤理文)
★掲載の城写真・図版一覧
【特別対談】 すべてのパーツが揃う彦根城
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基本からやさしくわかる「地政学」の本
『オールカラー図解 いまがわかる地政学』
伊藤賀一・監修/かみゆ歴史編集部・編著
47の疑問で「地政学」の基本から日本と世界の課題まで一気に解説!
ロシアのウクライナ侵攻、中国の「一帯一路」政策、米中対立、北朝鮮のミサイル発射実験など、かつてないほどに国際情勢が混沌としているいま、一つの道しるべとして「地政学」が注目されている。
本書は、地政学とはどういう学問なのかという基本から、地政学で見た日本の立ち位置、現在進行中の世界の課題までをやさしく解説。
地政学で重要となる「地図」や教養として押さえておきたい「キーワード」は大きく掲載。「各国のホンネ」やプラスαの「コラム」で、さらに理解を深める。オールカラー、見開きでワンテーマの図解なので、気になったところから読み進めることが可能。面白くてためになり、ビジネスにも役立つ地政学の入門書。
■本書の主な内容
地政学の基礎知識
・地政学……いまの日本で「地政学」が注目されているのはなぜ?
・ランドパワー……ロシアや中国の国土が大きくなった理由とは?
・リムランド……なぜ事件はいつも”周辺”で起こるのか?
日本と東アジアの地政学
・ロシアが北方領土を返さないのはなぜか?
・北朝鮮問題……北朝鮮のわがまま行為はなんで許されているのか?
・QUAD(クアッド)……日米豪印による中国封じ込め作戦とは?
ウクライナ侵攻をめぐる地政学.
・ウクライナ……ロシアがクリミア半島にこだわり続ける理由とは?
・EU/ NATO……ウクライナ侵攻の原因はEUとNATOの拡大って本当?
・中ロ関係……どうしてプーチンと習近平は仲が良いの?
地政学で見る世界の課題
・インド……インドと中国の関係が犬猿の仲なのはなぜか?
・EU離脱……イギリスのEU離脱は過去の栄光があったから?
・国連改革……世界の戦勝や紛争を前に国際社会は何ができるのか?
など
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お城ファン必修の「日本城郭検定」の過去問題集!
『公式 日本城郭検定過去問題集 改訂新版 ー準1級・2級・3級編―』
公益財団法人 日本城郭協会・監修
日本城郭検定受験者必読!
準1級問題が加わってパワーアップ!
3級(初級)100問×4回、2級(中級)100問×4回、一気に難易度が上がる準1級(武者返級)100問。全900問掲載で、出題傾向や頻出問題もよくわかる。
さらに合格率5%以下の超難関、1級(プロ級)のチェレンジ問題つき。準1級の重要問題と1級問題には、出題者の一人でもある日本城郭協会理事の加藤理文先生による丁寧な解説つき。
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時代小説ファン必携!
『時代小説用語辞典』
歴史群像編集部・編
時代小説ファン必携! 時代小説に出てくる用語をテーマ・項目別に解説!
「鯉口を切る」「振袖新造」「引手茶屋」…
時代小説には現在ではあまり耳にしない言葉がたくさん出てくる。本書では江戸時代の、主に江戸を舞台とした時代小説に出てくる用語を、幕府の職制、剣術、庶民の生活・遊戯、風俗、捕物、町名地名の由来等、全11章に分類したうえで、さらに見開きごとにテーマを分類して解説!
巻頭の「大江戸図解」のパートでは、30ページにわたりイラストで、長屋と生活用具、町人、捕物、武士、吉原遊女、年中行事、お金の数え方などを図解で紹介。
■本書の主な内容
◆大江戸図解
江戸城ノ図/長屋ノ図/白身番・木戸番小屋ノ図/町人と生活道具ノ図/武士ノ図/火消ノ図/吉原遊郭ノ図/大道芸・曲芸ノ図/時と暦/お金の数え方/女性の髪形/年中行事/生業尽くし/江戸全図
【第一章 江戸城と武士】
江戸城 城郭其ノ一 江戸城の基本構成/城郭其ノ二 本丸御殿・諸役所・将軍霊廟/将軍其ノ一 幕府と将軍権力/将軍其ノ二 殿中行事と官位執奏
大奥 大奥の構成と御殿女中
武士 大名其ノ一 大名の種類・御三家・御三卿/大名其ノ二 軍役・殿席・諸役人人詰所/直参 旗本と御家人/藩士 江戸詰の大名家臣
【第二章 幕府の職制】
録 家禄と俸禄 武士の給料体系
職制 要職 重職と支配下の役職/待臣 将軍側近と支配下の役職/番方其ノ一 組・下級武士・五番方ほか/番方其ノ二 諸組・役方 重職・下三奉行・右筆ほか/坊主・下役 坊主衆・五役の制ほか/学芸・在方 学者・医師ほか/郡代ほか
その他 屋敷・奉公人 拝領武家屋敷・武家の奉公人
法制 相続 武家の相続と婚姻
刑罰 法制 武家の処罰・処遇
【第三章 大江戸捕物帳】
捕物 町奉行所 奉行所と町方役人/与力・同心 八丁堀組屋敷/岡っ引 町奉行所の手先/捕物出動 犯人捕縛と取調/十手・捕縄 捕物道具の種類
番所 辻番所・自身番・大番屋ほか/超法規出動 火附盗賊改と関東取締出役/牢 伝馬町牢屋敷と囚人
無宿人 人足寄場 強制労働と無宿人収容施設
司法 刑罰其ノ一 生命刑ほか/刑罰其ノ二 敲・追放刑ほか/刑罰其ノ三 財産没収刑ほか/刑罰其ノ四 連座・恩赦・犯罪呼称
【第四章 剣と剣術】
剣 剣術用語其ノ一 剣の構え方/刀法ほか
剣 剣術用語其ノ二 関連語ほか
剣 剣術用語其ノ三 剣各部の名称/剣の差し方
剣 剣術流派其ノ一 新陰柳生流~甲源一刀流
剣 剣術流派其ノ二 ~北辰一刀流/兵法書ほか
【第五章 江戸っ子の生活】
町政 町役人 江戸町人支配の系統
庶民 長屋暮らし其ノ一 長屋の構成/長屋暮らし其ノ二 町地の法・長屋の共同施設/長屋暮らし其ノ三 裏店の所帯道具/法制 訴訟・戸籍・離縁
生活 銭湯 銭湯のあれこれ/髪結 髪結床と女髪結
教育 手習 寺子屋
交通 駕籠 駕籠の種類と駕籠かき
情報通信 飛脚・瓦版 江戸の郵便と報道
商経済 金融・流通 札差・両替屋・問屋/大店 商家と奉公人/経済関連 幕府御用商人・庶民金融
【第六章 火事と喧嘩は江戸の華】
消防 武家の火消 定火消と大名火消/町地の火消 町火消ほか/江戸の火事 明暦の大火ほか
男伊達 侠客 旗本奴と町奴/博徒 やくざ渡世
【第七章 遊郭と岡場所】
吉原 遊郭の誕生 元吉原と新吉原/廓内 大門から吉原各町へ/廓外 吉原への道筋・仮宅/遊女其ノ一 遊女の職階と変遷/遊女其ノ二 遊郭を構成する人々/見世 揚屋と引手茶屋/しきたり其ノ一 営業時間・吉原年間行事/しきたり其ノ二 遊び方ほか/廓用語 細見/花魁道中ほか
岡場所 市中の遊女其ノ一 深川・谷中ほか/市中の遊女其ノ二 四宿・湯女風呂・茶屋・男娼/私娼と町芸者 街娼・深川芸者ほか
【第八章 花開く江戸文化】
船遊山 遊船 船の種類
勧進興行 相撲と富 相撲の隆盛・富突のにぎわい
芸能 歌舞伎 其ノ一 歌舞伎の変遷・江戸三座ほか/歌舞伎 其ノ二 歌舞伎用語
【第九章 江戸の四季】
四季 春 一月~三月/四季 夏 四月~六月/四季 秋 七月~九月/四季 冬 一〇月~一二月
【第十章 江戸職業尽くし】
総記/職人(居職)/職人(出職)/行商人/行商人(食品)/季節の行商人/子供相手の行商人/大道芸/その他
【第十一章 大江戸八百八町】
総記/千代田区/中央区/港区/新宿区/文京区/台東区/墨田区/江東区/品川区/目黒区/大田区/世田谷区/渋谷区/中野区/杉並区/豊島区/北区/荒川区/板橋区/練馬区/足立区/葛飾区/江戸川区
■江戸ことばあれこれ
い◆武士の勤務と暮らし/ろ◆お金に関したことば/は◆「江戸っ子」に関連したことば/に◆さまざまな江戸ことば(一)/ほ◆さまざまな江戸ことば(二)/へ◆病気と医療に関することば/と◆女性とその呼称/ち◆大衆芸能と文化/り◆気象現象に関することば/ぬ◆食べ物(一)/る◆食べ物(二)
<付録>
元号・西暦対照表/江戸時代年号早見表/主要参考文献/項目索引
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