新刊案内

混沌のウクライナ戦争の姿を可視化させた画期的論考!
『ウクライナ戦争の正体』
有坂純・著

オールカラー図解 いまがわかる地政学

好評発売中!
四六判・348ページ
定価:2,420円(税込)
 

いまだ実態が見えにくいウクライナ戦争
「なぜ、ウクライナは多くの専門家が予測したように開戦から数日間で崩壊しなかったのか?」「なぜ、国力と戦力に優るはずのロシア軍はこれほどまで「弱い」のか?」「なぜ、先進的な兵器が投入されているのに第一次大戦のような塹壕戦となっているのか?」、そして「なぜ、この戦争はいつまでも終わらないのか?」……。
2022年2月の開戦以来、ウクライナ戦争についてさまざまな疑問が呈されてきた。しかし、これらに対する答えはニュースの断片的な情報をかき集めても得られないだろう。断片はいくら集めても断片でしかないからだ。さらにはフェイクニュースや情報統制による情報の少なさも、この戦争の実態を分かりにくくしている。そして依然としてウクライナ戦争は「不可解な戦争」であり続けている。

軍事史の知見を用いてウクライナ戦争の実際の姿を立ち上がらせる

では、ウクライナ戦争に関するこうした疑問の答えはどうすれば手に入るのか。そのもっとも確実な方法は、過去から現代にいたるまでのさまざまな戦争・紛争についての研究、つまり軍事史学の知見を当てはめて考察することだ。戦争は個別具体的である反面、戦争としての共通性をもっている。そのため、古今東西の様々な戦争・紛争を扱う軍事史学の知見をウクライナ戦争に当てはめて考察すれば、戦争の背後にあるものを類推し見通すことができる。著名な軍事思想家のクラウゼヴィッツが言っているように、戦争の形はさまざまだが、人間が戦争を行っている限り、その本質は変わらないからだ。この作業を行い、ウクライナ戦争の実際の姿に迫ろうというのが本書『ウクライナ戦争の正体~軍事史から読み解く「不可解な戦争」』の狙いである。

著者はゲームデザイナーを兼業する軍事史家
著者の有坂純氏は軍事史家であると同時にコンピュータゲームのデザイナーでもあり軍事をテーマとしたゲームも作っている。実はゲームと軍事研究は切っても切れない関係にある。戦争という複雑な営為を理解し予測するには単純なモデルに落とし込んで分析する必要があり、たとえばチェスなどのボードゲームはそもそもそうした目的のために生まれたものだ。現在の軍隊で作戦や戦闘のシミュレーションにゲームが用いられているのもそのためだ。戦争や戦いの分析にはゲーム的なものの見方が求めらるのである。つまり、ゲームのデザインとは、対象としている物事をモデリングする作業でもあるのだ。
それに熟達した著者が複雑で意外な様相を見せるウクライナ戦争を捉えたらどのように説明しうるのか、それを行っているのが本書なのである。たとえば本書の第2章「「特別軍事作戦」のモデリング」ではビジネスの世界でも知られているランチェスタ・モデルを用いて、開戦と同時に始まったロシア軍の侵攻(プーチンが言うところの「特別軍事作戦」)がなぜ失敗したのかを、両軍の兵力と部隊の強さなどからわかりやすくを考察しているが、これがまさしくモデルによる戦争の分析に当たる。

開戦からもうじき3年を迎えるウクライナ戦争。混沌としてとらえどころがないように見えるが、ゲームデザイナーでもある軍事史家の書いた本書をよめば、前線で、また両軍の中枢で、どのようなことが行われているか、なぜそうなっているか、見通す視座を得ることができるだろう。

本書の内容

【第1章】よみがえった通常戦
起こらなかった二つの侵略/銀の弾の幻想/紀律化された戦争/集中と経済/灰の中から/軍神は貪る/「これが本物だ」/DELTAの世界

【第2章】「特別軍事作戦」のモデリング
なぜ戦闘モデリングなのか?/二〇二二年春季攻勢/総崩れ/戦術としての戦争犯罪/内線作戦/悪い土地/HIMARS! HIMARS!/肉挽き器の数理/航空優勢

【第3章】何が戦いを支配するのか
プーチン・ロシアの黙示録の四騎士/強さの弱さ/概念の戦い/非線形ヘラクレス/軍政/情報/作戦/火力支援/兵站/指揮統制/縛られたネプトゥヌス


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透視 ・パノラマ ・場面の3種イラストによる日本史図鑑
『まる見え!日本史超図鑑』
歴史群像編集部・編

オールカラー図解 いまがわかる地政学

好評発売中!
A5変判・128ページ
定価:1,760円(税込)
 

理解を深める3種類の再現イラスト!

本書では全60のテーマが、①中まで見える「透視イラスト」、②空から見た状態で描かれた「パノラマイラスト」、③その場にいるかのような臨場感あふれる「場面イラスト」のいずれかの方法で描かれている。
「忍者屋敷」は透視イラストで描かれ、いろんな仕掛けがあることがとてもよく理解できる。「平安京」はパノラマイラストで、平安京が置かれた地形と主要な建物の配置、その広大さがわかる。「桜田門外の変」は場面イラストのため、井伊直弼の行列が江戸城外のどのあたりでどのように襲われたかが、事件を目撃していたかのように見て取れる。
本書のイラストを描いているのはいずれも歴史再現イラストの第一人者ばかり。ベストセラー「迷路絵本」の香川元太郎さん、鳥瞰イラストの第一人者・黒澤達矢さん、軍装などのイラストでも名高い中西立太さん、船のイラストの第一人者・谷井建三さんほか、計7人の名手たちのイラストで構成している。

本書の内容

日本史大年表
【縄文時代】三内丸山遺跡
【弥生時代】環濠集落
【古墳時代】五色塚古墳
【奈良時代】東大寺大仏/遣唐使船
【平安時代】平安京/天皇の一日/密教の儀式/寝殿造/奥州平泉
【鎌倉時代】中世の鎌倉/鎌倉武士の屋敷/蒙古襲来/千早城の戦い
【室町時代】東山殿/琉球王国の那覇港
【戦国時代】中世の市場/戦国の山城/忍者屋敷/戦国の軍隊
【安土桃山時代】長篠の戦い/安土城/信長の馬揃え/本能寺の変/小田原攻め/水軍の軍船/石見銀山/関ヶ原の戦い
【江戸時代】城の築造/二条城(二の丸御殿)/姫路城天守/真田丸/江戸城/大奥の生活/大名屋敷/参勤交代/長崎の出島/宿場町/江戸の河岸/町火消/湯屋(風呂屋)/江戸の長屋/歌舞伎小屋/黒船来航/品川台場/桜田門外の変/池田屋事件/上野戦争
【明治時代】五稜郭/文明開化/田原坂の戦い/鹿鳴館/二〇三高地の戦い
【大正時代】モダンな文化住宅
【昭和時代】戦艦大和/戦後の日本/軍艦島/東京オリンピック/団地の生活/原宿のホコ天


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「ヨーロッパの戦国」を描く歴史大河コミック!
『神聖ローマ帝国 三十年戦争 (1)』
宮下英樹・著

オールカラー図解 いまがわかる地政学

好評発売中!
B6判・176ページ
定価:770円(税込)
 

「歴史群像」大好評連載コミック、単行本化!

17世紀初頭、今のドイツ、オーストリアを含むヨーロッパの中央部を支配していたのが神聖ローマ帝国だ。帝国とはいえその実態は独立性の高い小さな領邦がモザイク状に寄り集まったもので、しかも前世紀以来の旧教(カトリック)派と新教(プロテスタント)派の対立がくすぶっており、両者の対立はわずかなきっかけでも暴発しかねない状況だった。
そんなある日、今のチェコの一部であるボヘミアで、ある事件が起きた。旧教派の王に弾圧されていた新教派の民衆が城に押し寄せ、王の家臣を窓から放り投げたのだ。新教派の不満は一気に反乱へと発展、ボヘミア王も鎮圧のために軍を動かし、両派の対立は軍事的衝突へと向かっていく。のちに「三十年戦争」と呼ばれ、ドイツの人口が3分の2に減ってしまうことになる恐るべき戦争はこうして始まった…。

第一部の主人公、フリードリヒ五世とは?

この反乱を見て動き出したのが、本作第一部の主人公、ドイツ南東部のファルツの領主、フリードリヒ五世。新教派の有力諸侯のひとりで、本作では容姿端麗、乗馬にフェンシングと何でもこなし、領国統治にもそつがなく、妻は大国イングランドの王女という完全無欠の男として登場する。
フリードリヒは、かねてから新旧両派の対立を憂えており、なんとか両者の対立を終わらせたいとの理想を持っていた。そしてボヘミアでの反乱を知るや、ある驚くべきプランを実行すべく、突如、行動を開始する…。そのプランとはいったい何なのか? そして、彼の挑戦の行方とは?

個性的な人物が次々と登場する群像絵巻!

とにかく登場人物たちが個性的なのが宮下ワールドの魅力のひとつ。本作でもフリードリヒをはじめ、そのライバルのボヘミア王フェルディナント、抜け目のない傭兵隊長マンスフェルトなど、癖の強い人物が次々に登場、熾烈な駆け引きを繰り広げつつ、ついには軍事的決戦へと突き進んでいく。
本作は、歴史を知らなくても楽しめる群像劇なので、歴史が苦手な方もぜひ読んでみてほしい。この第一巻には、巻末に「特別講座 神聖ローマ帝国とは何か」と「特典 宮下英樹インタビュー」も収録。背景を理解して読めばより楽しめるはずだ。


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全国の名城から真の見どころを厳選したガイドブック
『オールカラー 日本の城を極める』
加藤理文/中井均・著

オールカラー図解 いまがわかる地政学

好評発売中!
A5判・192ページ
定価:2,420円(税込)
 

城郭研究歴50年超にして、全国の城の発掘調査研究に携わり、お城イベントにも多数登壇。お城ファンのみならず、『歴史群像』の「戦国の城」でもおなじみで専門家からの信頼も篤い人気の城郭研究家二人による、城の本質が面白いほどよくわかる本が、オールカラーで登場!
天守や櫓、城門などの建築物(作事)から石垣や土塁、堀の土木工事(普請)まで、城を構成するパーツとその役割、それらの組み合わせの工夫と妙を、全国の名城の見どころから詳しく説明。作事と普請の双方から、近世城郭の真の魅力に迫ります。
また、280点超におよぶ著者撮影の写真や図版の詳細解説は、お城初心者だけでなく、中級者や上級者にも新たなお城の見方や発見をもたらす、まさに日本の城を極めるための一冊。巻末の特別対談は、国宝天守に上らない彦根城案内。いますぐ彦根城に行きたくなること必至の面白さです!

本書の主な内容

戦う天守 天守①国宝五城 (中井 均)
見せる天守 天守②重要文化財(加藤理文)
復古と装飾の天守 天守③(中井 均)
焼失した天守 天守④(加藤理文)
廃城・解体された天守 天守⑤(中井 均)
天守代用御三階 櫓①(加藤理文)
三重櫓 櫓②(中井 均)
二重櫓 櫓③(加藤理文)
平櫓・多門櫓 櫓④(中井 均)
櫓門 城門①(加藤理文)
高麗門・薬医門・埋門 城門②(中井 均)
御殿――構造と役割 御殿①(加藤理文)
御殿 御殿②(中井 均)
――土塀・板塀・築地塀・練塀(加藤理文)
蔵・厩(中井 均)
井戸・井戸屋形(加藤理文)
狭間・石落(中井 均)
橋・番所(加藤理文)
刻印 石垣①(中井 均)
石垣構築技術の普及 石垣②(加藤理文)
土塁(中井 均)
水堀 堀①(加藤理文)
空堀 堀②(中井 均)
復元された城(加藤理文)

★掲載の城写真・図版一覧
【特別対談】 すべてのパーツが揃う彦根城


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基本からやさしくわかる「地政学」の本
『オールカラー図解 いまがわかる地政学』
伊藤賀一・監修/かみゆ歴史編集部・編著

オールカラー図解 いまがわかる地政学

好評発売中!
BA5判・100ページ
定価:990円(税込)
 

47の疑問で「地政学」の基本から日本と世界の課題まで一気に解説!

ロシアのウクライナ侵攻、中国の「一帯一路」政策、米中対立、北朝鮮のミサイル発射実験など、かつてないほどに国際情勢が混沌としているいま、一つの道しるべとして「地政学」が注目されている。
本書は、地政学とはどういう学問なのかという基本から、地政学で見た日本の立ち位置、現在進行中の世界の課題までをやさしく解説。
地政学で重要となる「地図」や教養として押さえておきたい「キーワード」は大きく掲載。「各国のホンネ」やプラスαの「コラム」で、さらに理解を深める。オールカラー、見開きでワンテーマの図解なので、気になったところから読み進めることが可能。面白くてためになり、ビジネスにも役立つ地政学の入門書。

本書の主な内容

地政学の基礎知識
・地政学……いまの日本で「地政学」が注目されているのはなぜ?
・ランドパワー……ロシアや中国の国土が大きくなった理由とは?
・リムランド……なぜ事件はいつも”周辺”で起こるのか?

日本と東アジアの地政学
・ロシアが北方領土を返さないのはなぜか?
・北朝鮮問題……北朝鮮のわがまま行為はなんで許されているのか?
・QUAD(クアッド)……日米豪印による中国封じ込め作戦とは?

ウクライナ侵攻をめぐる地政学.
・ウクライナ……ロシアがクリミア半島にこだわり続ける理由とは?
・EU/ NATO……ウクライナ侵攻の原因はEUとNATOの拡大って本当?
・中ロ関係……どうしてプーチンと習近平は仲が良いの?

地政学で見る世界の課題
・インド……インドと中国の関係が犬猿の仲なのはなぜか?
・EU離脱……イギリスのEU離脱は過去の栄光があったから?
・国連改革……世界の戦勝や紛争を前に国際社会は何ができるのか?

など


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お城ファン必修の「日本城郭検定」の過去問題集!
『公式 日本城郭検定過去問題集 改訂新版 ー準1級・2級・3級編―』
公益財団法人 日本城郭協会・監修

公式 日本城郭検定過去問題集 改訂新版 ー準1級・2級・3級編―

好評発売中!
A5判・224ページ
定価:1,870円(税込)
 

日本城郭検定受験者必読!
準1級問題が加わってパワーアップ!

3級(初級)100問×4回、2級(中級)100問×4回、一気に難易度が上がる準1級(武者返級)100問。全900問掲載で、出題傾向や頻出問題もよくわかる。
さらに合格率5%以下の超難関、1級(プロ級)のチェレンジ問題つき。準1級の重要問題と1級問題には、出題者の一人でもある日本城郭協会理事の加藤理文先生による丁寧な解説つき。


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時代小説ファン必携!
『時代小説用語辞典』
歴史群像編集部・編

超ワイド折込&図解でよくわかる! 徳川家康のすべて

好評発売中!
四六判・336ページ
定価:1,870円(税込)
 

時代小説ファン必携! 時代小説に出てくる用語をテーマ・項目別に解説!

「鯉口を切る」「振袖新造」「引手茶屋」…
時代小説には現在ではあまり耳にしない言葉がたくさん出てくる。本書では江戸時代の、主に江戸を舞台とした時代小説に出てくる用語を、幕府の職制、剣術、庶民の生活・遊戯、風俗、捕物、町名地名の由来等、全11章に分類したうえで、さらに見開きごとにテーマを分類して解説!
巻頭の「大江戸図解」のパートでは、30ページにわたりイラストで、長屋と生活用具、町人、捕物、武士、吉原遊女、年中行事、お金の数え方などを図解で紹介。

本書の主な内容

◆大江戸図解
江戸城ノ図/長屋ノ図/白身番・木戸番小屋ノ図/町人と生活道具ノ図/武士ノ図/火消ノ図/吉原遊郭ノ図/大道芸・曲芸ノ図/時と暦/お金の数え方/女性の髪形/年中行事/生業尽くし/江戸全図

【第一章 江戸城と武士】
江戸城 城郭其ノ一 江戸城の基本構成/城郭其ノ二 本丸御殿・諸役所・将軍霊廟/将軍其ノ一 幕府と将軍権力/将軍其ノ二 殿中行事と官位執奏
大奥 大奥の構成と御殿女中
武士 大名其ノ一 大名の種類・御三家・御三卿/大名其ノ二 軍役・殿席・諸役人人詰所/直参 旗本と御家人/藩士 江戸詰の大名家臣

【第二章 幕府の職制】
 家禄と俸禄 武士の給料体系
職制 要職 重職と支配下の役職/待臣 将軍側近と支配下の役職/番方其ノ一 組・下級武士・五番方ほか/番方其ノ二 諸組・役方 重職・下三奉行・右筆ほか/坊主・下役 坊主衆・五役の制ほか/学芸・在方 学者・医師ほか/郡代ほか
その他 屋敷・奉公人 拝領武家屋敷・武家の奉公人
法制 相続 武家の相続と婚姻
刑罰 法制 武家の処罰・処遇

【第三章 大江戸捕物帳】
捕物 町奉行所 奉行所と町方役人/与力・同心 八丁堀組屋敷/岡っ引 町奉行所の手先/捕物出動 犯人捕縛と取調/十手・捕縄 捕物道具の種類
番所 辻番所・自身番・大番屋ほか/超法規出動 火附盗賊改と関東取締出役/牢 伝馬町牢屋敷と囚人
無宿人 人足寄場 強制労働と無宿人収容施設
司法 刑罰其ノ一 生命刑ほか/刑罰其ノ二 敲・追放刑ほか/刑罰其ノ三 財産没収刑ほか/刑罰其ノ四 連座・恩赦・犯罪呼称

【第四章 剣と剣術】
剣 剣術用語其ノ一 剣の構え方/刀法ほか
剣 剣術用語其ノ二 関連語ほか
剣 剣術用語其ノ三 剣各部の名称/剣の差し方
剣 剣術流派其ノ一 新陰柳生流~甲源一刀流
剣 剣術流派其ノ二 ~北辰一刀流/兵法書ほか

【第五章 江戸っ子の生活】
町政 町役人 江戸町人支配の系統
庶民 長屋暮らし其ノ一 長屋の構成/長屋暮らし其ノ二 町地の法・長屋の共同施設/長屋暮らし其ノ三 裏店の所帯道具/法制 訴訟・戸籍・離縁
生活 銭湯 銭湯のあれこれ/髪結 髪結床と女髪結
教育 手習 寺子屋
交通 駕籠 駕籠の種類と駕籠かき
情報通信 飛脚・瓦版 江戸の郵便と報道
商経済 金融・流通 札差・両替屋・問屋/大店 商家と奉公人/経済関連 幕府御用商人・庶民金融

【第六章 火事と喧嘩は江戸の華】
消防 武家の火消 定火消と大名火消/町地の火消 町火消ほか/江戸の火事 明暦の大火ほか
男伊達 侠客 旗本奴と町奴/博徒 やくざ渡世

【第七章 遊郭と岡場所】
吉原 遊郭の誕生 元吉原と新吉原/廓内 大門から吉原各町へ/廓外 吉原への道筋・仮宅/遊女其ノ一 遊女の職階と変遷/遊女其ノ二 遊郭を構成する人々/見世 揚屋と引手茶屋/しきたり其ノ一 営業時間・吉原年間行事/しきたり其ノ二 遊び方ほか/廓用語 細見/花魁道中ほか
岡場所 市中の遊女其ノ一 深川・谷中ほか/市中の遊女其ノ二 四宿・湯女風呂・茶屋・男娼/私娼と町芸者 街娼・深川芸者ほか

【第八章 花開く江戸文化】
船遊山 遊船 船の種類
勧進興行 相撲と富 相撲の隆盛・富突のにぎわい
芸能 歌舞伎 其ノ一 歌舞伎の変遷・江戸三座ほか/歌舞伎 其ノ二 歌舞伎用語

【第九章 江戸の四季】
四季 春 一月~三月/四季 夏 四月~六月/四季 秋 七月~九月/四季 冬 一〇月~一二月

【第十章 江戸職業尽くし】
総記/職人(居職)/職人(出職)/行商人/行商人(食品)/季節の行商人/子供相手の行商人/大道芸/その他

【第十一章 大江戸八百八町】
総記/千代田区/中央区/港区/新宿区/文京区/台東区/墨田区/江東区/品川区/目黒区/大田区/世田谷区/渋谷区/中野区/杉並区/豊島区/北区/荒川区/板橋区/練馬区/足立区/葛飾区/江戸川区

■江戸ことばあれこれ
◆武士の勤務と暮らし/◆お金に関したことば/◆「江戸っ子」に関連したことば/◆さまざまな江戸ことば(一)/◆さまざまな江戸ことば(二)/◆病気と医療に関することば/◆女性とその呼称/◆大衆芸能と文化/◆気象現象に関することば/◆食べ物(一)/◆食べ物(二)

<付録>
元号・西暦対照表/江戸時代年号早見表/主要参考文献/項目索引


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