～～今号の内容～～

■ 豪華付録

「歴史群像」オリジナル！
●太平洋戦争 日本海軍 海戦・作戦カレンダー2025
（イラストレーション＝舟見 桂）

〇迫力の海戦・作戦シーンのイラスト７点を収録！
〇日付コマには太平洋戦争での日本海軍の海戦・作戦に関連する出来事を記載！
〇巻末に「太平洋戦争主要海戦〈日米呼称〉対称一覧」を掲載

■ 第一特集

〈日本海軍の真珠湾〉
●トラック基地の壊滅

ソロモン諸島と東部ニューギニアで勝利を収めたアメリカ軍は、中部太平洋の島嶼部、環礁海域へ侵攻。日本軍の手薄な防衛実態は見透かされ、その勢いは日本海軍の根拠地トラック島へと向かう。「日本海軍の真珠湾」はいかにして壊滅したか？

■ 第二特集

ドイツ主力艦の危険な本国帰還はなぜ成功したか？
●ドーバー海峡突破作戦

イギリス軍が300年にわたり敵の通過を許さなかったドーバー海峡。ドイツ海軍はなぜこの危険な海峡の突破を選択し、成功したのか？　なぜイギリス軍はドイツ艦隊の阻止に失敗したのか？　両軍の計画と作戦の実態に迫る。

■ 第三特集

史料から見る毛利元就の謀略と合戦の実相
●作戦分析 厳島の戦い

「日本三大奇襲」のひとつとして巷間名高い、厳島の戦い。毛利氏が戦国大名へと飛躍していく転機となった戦いだが、従来、軍記物を根拠とする通説が流布されてきた。一次史料と近年の研究成果をもとにその内容を再検証する。

■ 検証／ドキュメント

分析 データで読み解く
●日本海軍潜水艦長

太平洋戦争中、日本海軍の伊号・呂号潜水艦は183名の艦長たちの指揮の下、152隻が出撃した。その艦長たちは、過酷な潜水艦戦をどう戦ったのか。さまざまなデータを用いて、日本海軍の潜水艦長の実像に迫る！

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日清戦争 朝鮮半島の戦い①
●成歓の戦い
日清両軍が初めて戦った本格的な陸戦

朝鮮半島に上陸し、漢城を抑えた日本軍は清国軍による挟撃を避けるため、漢城南方に展開する清国軍への攻撃を決意した。日清戦争における初の陸戦となった成歓をめぐる戦いを、日本陸軍の兵站にもスポットを当てて解き明かす。

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●刀伊の入寇
王朝国家を震撼させた異賊来襲事件の実相

寛仁3年（1019）3月、藤原道長による摂関政治が最盛期を迎えている頃、刀伊とよばれる女真人海賊の大船団が壱岐・対馬に襲来する。両島で劫略の限りを尽くした刀伊は日本最大の貿易港・博多にまで押し寄せるが、大宰権帥・藤原隆家は弓馬の武者たちを統率してこれを迎え撃つ。王朝国家体制下で起きた異賊襲来事件の実相を概観する。

蔣介石の国民政府下に入った台湾では横行する不正やさまざまな失政、本省人への差別などで住民の不満が高まっていた。そして、ある事件をきっかけに暴動へと発展し、?介石は容赦ない弾圧を決意する。第二次大戦終結後の知られざる悲劇に迫る。

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