本質をえぐる視点と豪華付録!まったく新しい太平洋戦争通史
『[決定版]太平洋戦争 第⑧巻
一億総特攻」~「本土決戦」への道』
■ISBN/4-05-606057-6
■B5判 本体142ページ+
付録(冊子)8頁+特大マップ
昭和20年(1945)1月、後のなくなった日本陸海軍は本土での決戦を決意、その準備を本格化する……。「一億総特攻」の呼号の下に進められた本土決戦準備、対する連合国の戦略と米軍の日本本土侵攻作戦の全容、特攻作戦の実態、そして硫黄島、沖縄での死闘の実相に迫る!
■本書の内容
●カラー徹底検証 1)戦争指導なき「本土決戦」
~「合意なき国家」大日本帝国の末路
2)念力の兵学
~本土決戦を前に日本陸軍が
露呈した「悲しき本質」
●カラー特別企画 ①[[本土決戦と地図]正確に予想されていた米軍主力の上陸地点
~「主攻は相模湾」を見抜いた「兵要地理調査研究会」の慧眼
②米空母「バンカー・ヒル」に命中した特攻隊員
~昭和20年5月11日。56年目の真実
●ドキュメント 第1部 沖縄戦への道 ①またもや繰り返された消耗戦
~「レイテ決戦後」から沖縄戦までの日本陸海軍の動向
②なぜ台湾ではなく沖縄が選ばれたか
~米軍の「次の目標」はいかに決まったか
●ドキュメント 第2部 「本土決戦」への道 ①帝都を目指す二段階の侵攻作戦
~米軍「ダウンフォール」作戦の全容
②戦力なき軍隊が夢想した「最後の決戦」
~「本土決戦」準備とその内実
●カラー作戦ドキュメント Battles of WWⅡ Pacific Theater[本土外郭要地めぐる諸作戦]
硫黄島攻防戦/沖縄地上戦
●分析と図解 1)特攻作戦の全体像
~日本軍が行き着いた「統率の外道」の実態
2)「本土爆撃」vs.「本土防空」
~日本の本土上空をめぐる攻防のシステムを詳解
●分析 連合軍の対日戦略
~米英中から米英ソへ 新たな「対日包囲網」の完成
●人物群像 ブレーキを踏めない男たち
~悲しき湊川精神 安達二十三、大西瀧治郎
●コラム 湘南海岸の本土決戦準備
日本陸軍の対上陸作戦思想の変遷
「馬乗り戦法」vs.「まな板戦法」
なぜ多くの沖縄県民が命を失ったか
連合軍の本土侵攻用兵器
ほか企画満載!!
【2大付録】
1)カラー特大地図
「日本海軍艦船喪失一覧図」
終戦2年後の昭和22年に復員庁第二復員局(旧海軍省)の残存資料をもとに日本地図株式会社が刊行した、太平洋戦争全期間、全域における、沈没した帝国海軍全艦艇の沈没地点と沈没年月日を示した地図の復刻版。喪失艦船・潜水艦一覧表、月別全艦船喪失量グラフも付いた第一級資料。右は本図のソロモン諸島部分。
2)当時の雑誌を丸ごと1冊復刻!
『写真週報』 第361・362合併号 (昭和20年3月7日発行)
掲載記事=「国産原油を掘れ」「一億国内戦場の決意に起て」「必勝の家」ほか
TOP BACK
『[決定版]太平洋戦争 第⑦巻
「比島決戦」フィリピンをめぐる陸海空の死闘』
■ISBN/4-05-605954-3
■B5判 本体138ページ+
付録(冊子)8頁+特大マップ
マリアナ、ニューギニアを失うことが明白となり、いよいよ窮地に立たされた日本陸海軍は1944年7月末、「捷号」作戦を策定、来るべき米軍の攻勢を待ち受けて「決戦」を挑むこととした………。本書ではこうして生起した「日米戦争の天王山」、フィリピン・レイテ島をめぐる「決戦」の実相に迫るとともに、日本のシーレーンをめぐる日本海軍「海上護衛戦」vs.米潜水艦「通商破壊戦」の実相、B-29爆撃機のマリアナ配備までの軌跡、1944年に頂点に達するアメリカの脅威的な軍需生産の内実にも鋭く切り込む!
■本書の内容
●カラー徹底検証
1)[徹底検証]戦争指導の崩壊
~「決戦」ありきの作戦計画が生んだ、
形だけの「戦争指導大綱」
2)[分析]「決戦」は“魔法の杖”なのか
3)大統領の「贈り物」と「デトロイト」の方法論
~アメリカはいかにして驚異的な軍需生産を実現したか
●2色図説 [図説]“比島決戦”の舞台 フィリピン
~地理と自然、占領統治からゲリラ、産業まで
[図説] B-29
~誕生から「マリアナ配備」への道程
●ドキュメント 「比島決戦」への道 1.シーレーン遮断か、「アイ・シャル・リターン」か
2.「決戦七割、継戦三割」
3.起こらなかった「決戦」
●カラー特別企画 海上護衛の実相
【検証】“シーレーンの崩壊”~通説を捉えなおす
【検証】戦標船 ~その建造と実態
●カラー作戦ドキュメント
Battles of WWⅡ Pacific Theater[フィリピンをめぐる諸作戦]
ペリリュー島攻防戦/レイテ沖海戦/レイテ地上戦
●人物群像 レイテの提督群像
西村祥治/志摩清英/栗田健男/小沢治三郎
●コラム
アンガウル島の戦い/アメリカ海軍設営部隊“シー・ビーズ”/米海軍 3種類の空母とその役割/戦艦「武蔵」の最期/航空特攻の始まり
ほか企画満載!
【2大付録】
1)カラー特大地図
(大東亜省南方地図局編纂)
『フィリピン精密地図』
この第7巻で日米両軍の死闘の舞台となった、当時のフィリピン全域およびマニラ市街のカラー詳細地図[復刻版]
2)当時の雑誌を丸ごと1冊復刻!
『写真週報』第352号 (昭和19年12月20日発行)
掲載記事:「正に決戦の秋」「体当りで掘るぞ 頼母し鉱山の予科練」ほか。
TOP BACK
『[決定版]太平洋戦争 第6巻
「絶対国防圏」の攻防』
■ISBN/4-05-605849-0
■B5判 本体138ページ+
付録(冊子)40頁+特大マップ
日本軍の「机上の防衛線」
vs.アメリカ軍の「二軸の大反攻」!
マキン・タラワ、ビアク、そしてサイパン…
史上空前の「島嶼戦」の実相に迫る!!
1943年9月、御前会議で「絶対国防圏」、すなわち、今後絶対に確保すべき領域が設定され、日本軍はその防衛準備に取り掛かかった。しかしそのわずか1か月半後、米軍はそれまでのニューギニア方面での攻勢に加えて中部太平洋で大反攻を発起、2本の攻勢軸で西進を開始した…。
本巻では「絶対国防圏」が孕む問題点、米軍の水陸両用戦と日本軍の島嶼防衛の実態など、空前の島嶼戦の実相に切り込む。
■本書の内容
●カラー徹底検証
1)机上の防衛線「絶対国防圏」の設定と崩壊
2)検証・東條英機
~マッカーサーより先に日本を「占領」した男
●2色図説
[図説]“日本領”南洋群島
~地理・歴史から統治、産業、交通まで
●ドキュメント 絶対国防圏vs.米軍大反攻
1. 米軍大反攻への道
2. 「Z作戦」と大陸での二つの攻勢
3. 蝕まれゆく国防圏
●カラー戦術分析・太平洋島嶼戦
① 米軍の水陸両用戦
20年かけて練り上げられた海兵隊の強襲上陸戦術
② 日本軍の水際防御
水際撃滅主義の形成と島嶼防衛の蹉跌の要因
●カラー作戦ドキュメント
Battles of WWⅡ Pacific Theater [「絶対国防圏」をめぐる諸作戦]
マキン、タラワの死闘/インパール作戦/ビアク島攻防戦/マリアナ沖海戦/マリアナ諸島攻防戦
●カラー特別企画
物理学者たちの戦争
~VT信管、レーダー、原爆…日本はなぜ「技術戦争」に敗れたか
●分析
1)「経済」から見た大東亜共栄圏の内実
2)データから読む 日本軍「海上作戦輸送」の崩壊
●コラム
トラック島大空襲/太平洋戦争を戦ったアメリカ大統領/日米海軍 大戦後半の主力空母と艦上機/東條暗殺計画/
【2大付録】
1)カラー特大地図
(昭和18年7月25日発行)
『標準大東亜分図 南洋群島
(内南洋)』
この第6巻で日米両軍の死闘の舞台となった「南洋群島」のカラー詳細地図の復刻版
2)当時の雑誌を丸ごと1冊復刻!
『写真週報』第300号
(昭和18年12月8日発行)
「大東亜戦争二周年」記念号。全40頁(表紙含む)
「生活を切りかえて戦力を生もう」ほか興味深い記事多数掲載。
TOP BACK
『[決定版]太平洋戦争 第5巻
消耗戦 ソロモン・東部ニューギニアの死闘』
■ISBN/4-05-605733-1
■B5判 本体138ページ+
付録(冊子)44頁+特大マップ
ガダルカナル、ツラギ、
ブナ、ラエ……
日本の戦力はなぜ、
どのように磨り潰されていったのか!?
「空前の大消耗戦」の実相に迫る!!
昭和17年(1942)8月7日、日本海軍部隊が飛行場を建設していたガダルカナル島に、突如、兵力約2万のアメリカ海兵隊が上陸した……。
本書では昭和17年夏から翌18年秋にかけてソロモン・東部ニューギニアで繰り広げられた陸海空における熾烈な「消耗戦」の実相に迫る!
日本陸海軍が強いられた「空前の大消耗戦」とは
いかなるものだったのか!?
■本書の内容
●カラー徹底検証
1)マクロ経営学から見た航空消耗戦の敗因
2)瓦解した「帝国陸軍の戦争」~予想していない敵、予想していない戦場、予想していない戦闘…
●ドキュメント 底無しの消耗戦 1.変わらない攻勢主義
2.「ガダルカナル」への道
3.二正面作戦と累積する損耗
●カラー作戦ドキュメント
Battles of WWⅡ Pacific Theater [ソロモン・東部ニューギニア・アリューシャンの諸作戦]
ポートモレスビー攻略作戦/ガダルカナル攻防戦/南太平洋海戦/サヴォ島沖海戦とルンガ沖夜戦/ソロモン航空戦/アッツ島攻防戦/ラエ・サラモアの戦い
●カラー特別企画
日本航空機産業の「根幹」アルミ工業~その発達と実像
●分析
1)為すべきを為さざる組織~参謀本部の真の役割を認識していなかった日本陸軍参謀本部
2)苦肉の輸送作戦~鼠、蟻輸送から運砲筒まで――船団輸送崩壊後の日本軍の輸送の実態
3)日本軍パイロットが恐れた“空飛ぶ要塞”B-17の実像
●人物群像
秀才たちの罪~田中新一・服部卓四郎・辻政信
●コラム
日本陸軍の用兵規範/マッカーサー司令部とニミッツ司令部の関係/日本の酸素魚雷の開発とアメリカ海軍の評価/カナダ軍の対日戦争/用兵思想から見た「玉砕」
【2大付録】
1)カラー特大地図
(昭和18年5月20日初版発行)
『ソロモン群島珊瑚海精密図』
この第5巻で扱っているソロモン諸島、
東部ニューギニア、ビスマーク諸島が
含まれる貴重なカラー詳細地図。
2)当時の雑誌を丸ごと1冊復刻!
『写真週報』第249号
(昭和17年12月2日発行)
「大東亜戦争一周年」記念号。
「吾々は世界地図を塗り替えているのだ」ほか興味深い記事多数掲載。
|