[決定版]太平洋戦争シリーズの姉妹シリーズ
『大日本帝国の興亡④ 「満洲と昭和陸海軍」』
「満蒙領有」「国家改造」…陸海軍はなぜ“暴走”したか!?
■ISBN/4-05-606651-5
■B5判・126ページ
総力戦時代の到来と軍縮条約、不況により日本陸海軍は変革を求められることになった。こうして陸軍は満洲に目を向け、海軍は劣勢の戦力で米艦隊との決戦に勝利する方策を模索する…。昭和初期から満洲事変、そして日中戦争勃発前夜までの日本の動向を追う!
■主な内容
《カラー特別企画》 【分析】関東軍と満鉄 満洲を動かしたふたつの組織の本質とは
Part.1 関東軍とはなんだったのか
Part.2 満鉄とはなんだったのか
《カラー図解》 図解・満洲帝国~統治と近代化事業をいかに進められたか
統治の形態/治安対策/移民政策/産業開発/重化学工業/鉄道/都市の建設
《人物伝》
石原莞爾 満洲領有を“世界最終戦争”準備の第一目標と捉えた鬼才の生涯
《特別企画》
満洲事変前後の中国情勢/革新を訴えた過激な思想家たち
《ドキュメント》 [第一部] 政党内閣の崩壊と大陸進出 1924-32
[第二部] 軍部の台頭と抗日運動 1932-36
《作戦ドキュメント》満洲事変前後の諸作戦 張作霖爆殺事件
満洲事変
第一次上海事変
《検証》 [検証]帝国陸海軍 模索と改革の時代
1)陸軍“革新派”による国家改造の試み
2)“航空主兵”と“大艦巨砲”の相克
《分析》
1)幣原「共存共栄」外交は何をめざしたか
2)なぜ、ソヴィエト陸軍は短期間に精強化しえたのか
●巻末付録 【特大復刻地図】昭和8年・関東庁作成
「満洲新撰地図」
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『大日本帝国の興亡③ 「世界の五大国」』
日本はいかに“アジアの列強”へと成長したか!?
■ISBN/4-05-606576-4
■B5判・126ページ
日露戦争での日本の勝利は東アジアの国際情勢を大きく変えた。日本は満洲に権益を得るとともに韓国を併合、宿敵ロシアと協調関係に入る一方、アメリカとは緩やかに対立関係に入っていく。大陸では辛亥革命が勃発、中国情勢は混迷を極める。そして1914年、第一次大戦が勃発する…。本巻では、日露戦争後から第一次大戦後のワシントン体制確立までの20年間を通じて、日本がいかにして「世界の五大国」になったのか、そして第一次大戦が日本に与えた"衝撃"について詳解する!
■主な内容
《カラー特別企画》 「日露戦後」に現出した東アジアの新情勢
Part.1 海上覇権をめぐる日米英の海軍力競争
Part.2 辛亥革命と日本人
《カラー図解》 図解・台湾と朝鮮~大日本帝国の二つの植民地の実態
①“日本領有”以前/②併合への道/③交通と産業の開発/④統治の構造
《ドキュメント》
[第一部] 日露戦争後の大陸政策 1905-14
[第二部] 第一次世界大戦と講和外交 1914--20
[第三部] ワシントン体制と国内政治の混迷 1921-24
《作戦ドキュメント》第一次大戦期の諸作戦 青島攻略戦
日本海軍の作戦
シベリア出兵
《分析》 1)日本が戦い抜いた二つの実戦と三つの外交戦
2)迷走のはてに崩壊した日本の国家戦略
3)日本陸軍を変質させた総力戦と大正デモクラシー
4)日本陸軍は第一次大戦をどうとらえたか
《人物伝》
“平民宰相”原 敬
●巻末付録
[復刻資料] 地図と写真で見る日露戦争後の世界と日本
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『大日本帝国の興亡 ② 「一等国」への道』
朝鮮半島を巡る日vs.清・露の確執と戦争
■ISBN/4-05-606504-7
■B5判・150ページ
日本に向かってナイフのように突き出した朝鮮半島。維新以来日本はこの半島を国防上最重要な場所として重視してきた。本巻では、半島を巡って生起した日清日露の二つの戦争への道程と、それを通じて日本がいかに「アジアの一等国」へと脱皮したかを詳解する。
■主な内容
《カラー特別企画》 ◎日清・日露戦争が変えた世界~世界史的視点から見たふたつの戦争
◎極東アジアへの“衝撃”
1)ロシア帝国の東進~国家の威信をかけたシベリア鉄道の建設
2)アメリカ合衆国の西進~海洋帝国への道を開いたフィリピン領有
◎日清戦争後の中国~中国分割と内政の混乱
《ドキュメント第一部》 日清戦争への道 ①日清相克の淵源となった朝鮮半島
②かりそめの安定の裏で急がれた陸海軍の整備
③東アジアに出現した帝国主義国家の蹉跌
《ドキュメント第二部》 日露戦争への道 ①満洲・韓国をめぐる日露の深刻な対立
②日英同盟と日露の相互誤解の拡大
③世界が注視した日露の戦いと帰結
《カラー図説》 「天皇の軍隊」~近代化が要求した「国軍の頭首」としての天皇
帝国陸海軍 日清・日露戦争期の軍備
図解 日本の勲章制度
《作戦ドキュメント》 日清・日露戦争期の諸作戦 日清戦争~黄海海戦/旅順の戦い/威海衛の戦い
北清事変
日露戦争~旅順攻防戦/遼陽会戦/奉天会戦/日本海海戦
《分析》 ①見果てぬ夢に終わった朝鮮永世中立化構想
②非戦論、うたうメディアのかくもはかなき
③帝国陸軍の近代化を阻害した「根本主義」とは
④日本はなぜ日清・日露戦争に勝利することができたのか!?
《人物伝》 伊藤博文と山県有朋
トーゴーとノギ
《巻末資料》
データで見る大日本帝国①戦争と産業革命の収支/ブックガイド/略年表
●豪華特大綴込
復刻版“教育掲示グラフ” 「日露戦役パノラマ地図」
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『大日本帝国の興亡 ① 建国と建軍門』
“万国対峙”“万世一系”……帝国黎明期の実相
■ISBN/4-05-605346-4
■B5判・190ページ
誕生直後の明治新政府は自前の軍隊も持たず、旧大名もいまだ影響力を有しており、さまざまな問題が山積していた。そんななか、いかに政治、軍事の両面を整備し、天皇中心の新たな体制を作り上げ、万国対峙が可能な“近代国家”へと成長を遂げたのか。創刊号はその足がかりとなる建国と建軍の詳細に迫る!!
■主な内容
《カラー特別企画》 南北戦争と戊辰戦争~二つの内戦の知られざる関係
不平等条約が東アジアを列強から守った!
《図説》 帝国陸海軍の誕生~軍の基礎はこうして整備された
《ドキュメント》明治国家の土台作り ①御一新の明暗と維新政権の成立
②欧州に範ととった近代国家への道
③自由民権運動と大日本帝国憲法)
《清と列強の国内事情と対外戦略》 清~華夷秩序を否定されるも「伝統」の看板はおろせず
イギリス~「光栄ある孤立」の限界と求められた「アジアの同盟者」
ロシア~革命、飢饉…国内の危機をよそに進められたアジアへの膨張
アメリカ~南北戦争後の再建期ののち新たなフロンティア・アジアへ乗り出す
《カラー図解》
帝国陸海軍建国期の軍備(小銃・野砲・軍装・軍艦)
《作戦ドキュメント》
台湾出兵/江華島事件/西南戦争
《分析》 ①明治国家に宿命づけられた「相反するベクトル」の追求
②フランス兵学という歪んだメガネ
③「西洋の衝撃」が加速させた日本と朝鮮の確執
《人物伝》 明治天皇~側近の能力を活かし国家の危機を乗り切った“権威ある名君”
日本のバックボーンを作った男たち~意外な人物が担った初期の軍事研究
《特別企画》 ①あの手この手で行われた“徴兵逃れ”
②幕末“開国外交”の真実
③知られざる“琉球処分”
《巻末資料》
データで見る大日本帝国①日本の貿易/ブックガイド/略年表
●豪華2大綴込
復刻版「大日本帝国憲法」
・国立公文書館蔵の御署名原本全文を復刻掲載!!
特大地図「改正明細東京御絵図」
・明治十六年発刊の地図を解説記事とともに掲載!!
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