■ISBN:4-05-405325-4
■四六判並製・360ページ
列島から失われた、もう一つの皇統の謎を解き明かす!
九州皇統とヤマト皇統は何故、和合と反目を繰り替えしたのか。
継体=天智の系譜捏造に隠されたわけとは。大津皇子を謀殺したのは誰か。
大宝元(701)年に起きた王朝交替の裏に潜む、
倭国(九州)とヤマト(日本国)の相剋が生んだ歴史改ざんの謎を解く!
■主な内容
【プロローグ】世界に類例を見ない歴史修正
不可解の一点/第3の革命/ヤマトとは、なんぞや?/時代精神の淵源とは
【第1章】近江朝と壬申の乱の謎
天智の腹づもり/卑母の子を巡るお家騒動/太政大臣なる官職は皇嗣たるの暗示/采女の子が実家を継ぐ/我が子のかわいさ余って和合の精神を反故に/晩節を汚した天智の心変わり
【第2章】滅ぼされた天智家皇女らの怨念
父を見捨てる/漂える父・天智の御霊/鸕野讃良、改宗して初めて父の御霊を安んじる/ヤマト人らに忌み嫌われた道教/天武、本州の信仰に歩み寄る/神祇界の相克も絡む/天武、神武に己を擬す/天武は685年9月に崩御し、高市は翌686年の倭国暦正月に登位す など
【第3章】抹消された倭国、日本国両皇統の錯綜
「持統紀」の主は高市皇帝/失われた君主号・天皇命なるアメのスメラ・ミコト/アメのスメロキ(天の皇)からスメラ・ミコト(皇命)へ/天皇とは東方海上に住む日神なる扶桑太帝東王公/倭根子天皇号のヤマトネコとはなんぞや/「ヤマトの真宗の皇命」が本義/唐朝の天皇、日本国の天皇が並び立つ など
【第4章】怨念が消し去った後皇帝尊・高市皇子
倭国最後の天子高市は後天皇尊/高市の漢風君主号は持統皇帝/大化二年(696年)秋七月庚戌、後天皇尊、崩る/『日本書紀』の紀年が1年ずれている理由/原天智紀と原持統紀の復元/後倭国の失われた臣下たち/神別系の連姓氏族は、大宝革命で降格された倭国王統直臣氏族 など
【第5章】仏教と神道台頭の謎
藤原不比等は裏王朝の開祖/母に会わせてもらえぬ聖武/宮子、不比等らと深い縁を持つ義淵/義淵こそ、不比等ら革命主導者たちの参謀/草壁の島宮は革命派の集う私塾/裏の主役にして革命の立案企画者/龍を封じた伝説を持つ道照と義淵、倭国国教の道教を排す など
【第6章】さらなる怨念の深淵
ヤマト文化による『古事記』、九州文化による『日本書紀』/倭国史書の内臓を除き、ヤマト王権史を詰め込んだ『日本書紀』/天智の家系は、なぜ飛鳥の地を避けて造都したのか/倭国人の歌は朝敵の歌。詠み人知らずとして採歌/高慢なる倭国王朝人たち/アヅマ・エビス呼ばわり など
【第7章】ヤマヒト系、アメヒト系1000年に及ぶ相克
ヤマトはヤマ・ヒト(山人)の訛化/邪馬壹国は「山人つ国」、邪馬臺国は「山人の国」、これに対峙する「天人つ国」/アマ/アメヒト系とヤマヒト/ヤマト系の相克史/弥生時代はアメヒトの世/ヤマヒトら最初の意趣返しは、卑弥呼による弥生時代の幕引き/「大祓祝詞」が証すニニギの北九州への冊封 など
■ISBN:4-05-405329-7
■B6判・オールカラー240ページ
戦後のエアラインを支えた100余機を完全網羅。大空を翔る名機たちの系譜と変遷がよくわかる!
■主な内容
【解説】旅客機の各部と働き/旅客機の最新技術/エンジン配置の種類/機体メーカー ほか
【レシプロ・エンジン機】ダグラス DC-4 /ロッキード L-49/-049/-649/-749コンステレーション/ダグラス DC-6/ボーイング モデル377 ストラトクルーザー ほか
【ターボプロップ機】コンヴェア CV-540/-580/-600/-640/フォッカー F27 フレンドシップ/ロッキード L-188 エレクトラ ほか
【ジェット第一世代機】デ・ハヴィランド D.H.106 コメット/コンヴェア CV-880/CV-990 コロナド ほか
【旅客機大手3社の機体】ボーイング 767/マクダネル・ダグラスMD-90/エアバスA320ファミリー ほか
【小型地域ジェット旅客機】エンブラル ERJ135/140/145/ボンバルディア CRJシリーズ ほか
【最新鋭旅客機】ボンバルディア Cシリーズほか