歴史人物のエピソードが楽しく読める歴史入門書!
『AK-47 世界を変えた銃』 ラリー・カハナー/著 小林宏明/訳
■ISBN/4-05-403568-X
■四六判 ハードカバー 384ページ
ヴェトナム、アフガン、イラク……
国家、戦争、文化……
「現代の象徴」カラシニコフ銃の
半世紀の歩みをたどる待望の通史!!
●世界でもっとも多く製造されたアサルト・ライフル(突撃銃)、AK-47。第二次大戦後、ロシアの銃器設計者ミハイル・カラシニコフが開発し、1947年にソ連軍の制式銃となったこの銃は、単純な構造のため誰でもすぐに扱え、めったに故障せず、きわめて安価なため、各国の軍隊、反政府集団、テロリストたちはこぞってAKを求め、瞬く間に世界に広まりました。
●本書は累計1億挺以上がつくられた「AK」が、その誕生から現在まで、いかに世界に「蔓延」し、世界をどのように変えていったのかを通史的にたどるとともに、その軍事的な意義についてはもちろん、文化的意義についても浮き彫りにした1冊です。
●従来、AK-47についてはカラシニコフの伝記や、AKが使われている国々の現場のルポなどが刊行されてきましたが、本書はこれらの要素を含みつつも、上記のように通史としてまとめられており、AKを俯瞰的、体系的に捉えるうえで、またAKの入門書としても最適の1冊です。
■本書の内容(目次より)
◆ 第1章 祖国を守る ―ソヴィエト連邦とAKライフル―
◆ 第2章 AKとM16の対決 パート1 ―ヴェトナム戦争とAKライフル―
◆ 第3章 パンドラの箱 ―アフガニスタン侵攻とAKライフル―
◆ 第4章 アフリカのクレジットカード ―アフリカ大陸とAKライフル―
◆ 第5章 ラテン・アメリカのカラシニコフ文化 ―麻薬/密輸とAKライフル―
◆ 第6章 アメリカを訪れたカラシニコフと彼の銃 ―アメリカ合衆国とAKライフル―
◆ 第7章 国連も認めたほんとうの大量破壊兵器 ―国際連合とAKライフル―
◆ 第8章 AKとM16の対決 パート2 ―イラク戦争とAKライフル―
◆ 第9章 AKをもう一度売り込む ―西欧文化とAKライフル―
◆ エピローグ AK最後の?日
◎ 著者紹介
ラリー・カハナー Larry Kahaner
ジャーナリスト。7か国語に翻訳された『競争優位の情報戦略~公開情報でここまで読めるライバルの経営戦略』をはじめ、『CULTS THAT KILL』など8冊の著書がある。「ビジネス・ウィーク」「ワシントン・ポスト」「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」「クリスチャン・サイエンス・モニター」などにも寄稿。また、CNNの「ラリー・キング・ライブ」、CBS「イブニング・ニュース」などのテレビ番組にも出演。
◎ 訳者紹介
小林宏明(こばやし ひろあき)
1946年、東京生まれ。明治大学文学部英米文学科卒。翻訳家、エッセイスト。アメリカのカウンター・カルチャー、ロック、ミステリー、犯罪ノンフィクションなど、幅広いジャンルで翻訳を手がける。訳書はすでに100冊を超え、主なものにサム・リーヴズ『長く冷たい秋』(ハヤカワ文庫)、ジェイムズ・エルロイ『LAコンフィデンシャル』(文藝春秋)、ジェイムズ・パタースン『多重人格殺人者』(新潮文庫)、リー・チャイルド『警鐘』(講談社文庫)、『全米ライフル協会(NRA)監修 銃の基礎知識』(小社)など。
著書には『[図説]世界の銃パーフェクトバイブル』『[図説]ドイツ軍用銃パーフェクトバイブル』『[図説]アメリカ軍用銃パーフェクトバイブル』(共著・小社)、『小林宏明のGUN講座/ミステリーが語る銃の世界』『小林宏明のGUN講座2/ミステリーで学ぶ銃のメカニズム』(エクスナレッジ)、『図説 銃器用語事典』(早川書房)などがある。
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歴史群像シリーズ 『ハンディ版 日本100名城公式ガイドブック』
■ISBN/4-05-605314-6
■B6判・240ページ
時代と地域を代表する多彩な名城を見に行こう!
城探訪ガイドブックのベストセラー『日本100名城公式ガイドブック』が、ハンディ版になって再登場! 築城年代・築城者・主要城主・天守の現況と形態など完備された詳細城データに加え、日本の城の基礎知識なども特集! これを持って城探訪にでかけよう!
■主な内容
日本100名城マップ/「日本100名城選定にあたって/特集①「日本100名城」から知る城の見方/特集②「日本100名城」から知る城の歴史/日本100名城ガイド【詳細データ】別名・所在地・連絡先電話・城地種類・築城年代・築城者・主要城主・文化財史跡区分・近年の主な復元整備・天守の現況形態・交通・主な関連施設
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『帝国海軍艦艇ガイド』
■ISBN/4-05-605355-3
■A5変型判・240ページ
■定価(税込))545円
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明治海軍の創設期から太平洋戦争終戦まで、帝国海軍の艦艇130余隻の写真と詳細データ(スペック・同型艦・主な艦歴)を網羅したパーフェクトブック。雑誌『歴史群像』の付録で好評を博した『帝国海軍艦艇総覧』と『帝国海軍鑑定ガイド』の2冊をもとに新たにまとめあげたハンディブック。
■主な内容
【第一部 帝国海軍の基礎知識】
海軍の艦艇種別/艦隊編制
【第二部 太平洋戦争時の艦艇】
解説・軍縮条約と回線までの帝国海軍/金剛/比叡/榛名/山城/伊勢/日向/長門/陸奥/大和/鳳翔/赤城/加賀/龍驤/蒼龍/飛龍/翔鶴/瑞鶴/大鳳/信濃ほか/海防艦/小型潜水艇
【第三部 明治・大正時代の艦艇】
解説・明治海軍の創設から一流海軍になるまで/扶桑・鎮遠/富士・八島/敷島・朝日/初瀬・三笠ほか/明治期の水雷艇/明治期の駆逐艦/日露戦争の戦利艦/解説・八八艦隊の成立/金剛型/扶桑型・伊勢型/長門型
ほか
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『実録『花の慶次』武将列伝 』
■ISBN/4-05-605361-8
■B6判 240ページ
■定価(税込))514円
戦国の型破りな豪傑、前田慶次の生き様を描いて人気のコミック『花の慶次』。ここに登場する武将たちの史実の素顔を紹介する。
■主な内容
【傾奇者】 前田慶次郎
【前田家】 前田利家/前田まつ/前田利久/奥村助右衛門
【豊臣家】 豊臣秀吉/茶々/豊臣秀頼/石田三成/石田正澄/大谷吉継
【上杉家と越後・佐渡】 上杉謙信/上杉景勝/直江兼続/直江なつ/藤田信吉など
【真田家】 真田昌幸/真田幸村/真田信幸/堀田五兵衛
【北条氏】 北条早雲/北条氏則/北条氏邦/北条氏政/北条氏直/大道寺正繁など
【徳川家】 徳川家康/松平信康/結城秀康/徳川秀忠
【伊達と東国武将】 伊達政宗/保春院/伊達小次郎/片倉小十郎/芦名盛隆など
【関ヶ原東軍武将】 黒田長政/浅野幸長/加藤嘉明/細川忠興/山内一豊/福島正則など
【忍び】 服部半蔵/猿飛佐助/三好清海入道/風魔の小次郎/風魔の飛加藤/四井主馬
【その他】 千利休/千道安/尚寧/後藤又兵衛/前田玄以など
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