我が国の中央政界では、党の内外を問わず
足の引っ張りあいが日常化しています。
総選挙でどの党が勝っても、大差ないんだろうな。

国会議員が憂うのは国の明日ではなく、
あくまでも次の選挙に通れるかどうかでございます。
地方行政なんかほったらかしです。

そんな扱いにキレた地方では、
頼りにならない中央政権に三行半を叩き付けて
カリスマ的首長による、独自の地方行政が台頭しつつあります。
そう、道三が登場した戦国時代初頭とまるっきり一緒。

だからハシモトさんとかヒガシコクバルさんとかイシハラさんとか
…ちょっと前だとタナカヤスオさんとかが
ブランニュー戦国大名のはしりになるんじゃないのかな？
その実績を掲げて、国の長を目指すヒトが出てきても
何ら不思議ではないワケで…

遠くない将来、無政府状態かつ群雄が割拠する時代が
また来るかもしんないよね。
アソウさんはマンガばっか読んでないで、
歴史群像シリーズ読むべきだと思うんだ俺。

さて、じゃあノブナガサンが国の長になったら？（笑）
言っておきますので、後世の方は参考にどうぞ。

政党は解体します。
派閥なんてのはもってのほかです。
あれが諸悪の根源なんです。
自由な発言も採決も人材登用も出来なくしている。
厚労大臣は共産党から、とか
外務大臣は外国人助っ人とかでもいいんだ別に。
だから解体。

…え？　解体はムリ？
じゃあ政党は残してもいいや。骨ヌキにしちゃおう。
選挙制度を変えまーす。
政党・個人を問わず、一切の選挙活動は禁止としまーす。

じゃあ選挙はどうするかと言うと、
顔も名前も政党も公にせず、全て番号で監理します。
居酒屋の下足フダみたいな感じです。
選挙区はアミダかなにかでランダムに決めることとし
何番のヒトがどこから出馬するかは当日決めます。

現職議員は、前立候補時のマニフェストの実現度、
および国会への参加回数、発言回数、
法案の提出回数や、議決の内容などを数値化したデータをもとに。
新人はマニフェストのみで国民の審判が下されるワケです。
マニフェストを破った場合は、詐欺罪で検挙です。

要するに議員どもから地盤と看板とカバンを全て奪い
団体の組織票も封じちゃう作戦。

こうすれば選挙にカネがかからなくなるので
議員の皆さんには政治に没頭して頂けます。
支持率20パーとかの総理大臣は、そもそも議員にすらなれないハズだし
世襲問題も、政治献金問題も、タレント議員問題も全～部解決です。
日曜の朝から選挙カーの騒音で叩き起こされなくて済むワケです。