■1931年(昭和6) 「マダムと女房」

田中絹代主演、吾妻駅を中心に描かれた樹木を伐採する仕事に就いた男の物語。日本初のトーキー映画として草軽電鉄を全国に知らせるきっかけとなった。

■1933年(昭和8) 「彼女はいやといいました」

斉藤達雄、桑野通子主演。小瀬温泉や鶴溜の駅が登場、斉藤達雄扮する男が女性や駅夫をだましたり逃走したりする模様が描かれている。展望車なども使用されている。

■1950年(昭和25) 「カルメン故郷に帰る」

木下恵介監督、高峰秀子主演。北軽井沢駅、浅間牧場を中心に製作された日本初のカラー映画。木下監督はカラー映画に不安があったため、同時にモノクロでも撮影していたとか。

■1957年(昭和32) 「月はとっても青いから」

菅原都々子主演。同名の主題歌とともに全国的な大ヒットを飛ばした作品。

■1959年(昭和34) 「山鳩」

森繁久弥、岡田茉莉子主演。小瀬温泉がからまつ沢駅として登場、森繁久弥が駅長に扮する。当時の本当の駅長も映画に出演している。

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